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Stay Roomで、音楽制作始めてみない? マイカ・ルブテが教える、音楽の楽しさとおすすめ機材

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ギズモード・ジャパン

歌の練習に準備をかけた。自らアーティスト活動を始めるまで

──自分自身の曲として音楽を作り始めたのはどういったきっかけで? マイカ:もともと、作ることには興味があったんですけど、自分で歌を歌おうとは思っていなかったんです。でも、親の都合でよく引っ越していて、ちょうど周りに歌い手がいなかったタイミングに、「自分でやろうかな」と始めてみました。 ──バンドがいないから自分で全部作り、ヴォーカルがいなければ自分で歌う、と。 マイカ:そう。けど私、本当に歌が下手で、人に聞かせるのが恥ずかしかったので、長いこと曲をため込んでいたんです。そこから4年くらい練習を重ねて、徐々に自分が納得いく歌が録れるようになって、ようやく曲を発表できるようになりました。 ──その頃はどんな楽器を使っていたのでしょうか? マイカ:アナログシンセを集めて使っていました。ちょうどその頃、引っ越した場所の近くにハードオフがあって、アナログシンセがいっぱい売っていたんです。今では信じられないくらい安いんですけど、Roland (ローランド)Juno-106とかが1万5千円くらいだったんですよね。

テクノロジーの進歩によって、機材の選択肢は広がっている

──2020年現在、アナログシンセを中心に制作していたその頃と使用楽器は変わりましたか?
 マイカ:私はいろいろ楽器を使うんですけど、最近は新しいものはとくに買っていないですね。アナログシンセを買い集めていた頃はあんまり良いソフト音源がなくて、「アナログシンセじゃないとこの音は出ないな」と感じていたんですけど、この8年間くらいでアナログをシミュレートする音源やプラグインに音の良いものが増えたんですよ。だからマシンに対するこだわりはあまりなくなり、フラットになりました。ソフトもマシンもそれぞれ良さはあるので「選択肢が広がった」と感じています。 ──DAW(編注:Digital Audio Workstaion、パソコンを使った音楽制作システムのこと)は、何を使っていますか? マイカ:ちょうど最近、ずっと持っているのに使っていなかった「Ableton Live」をようやく使うようになりました。もともと「Logic Pro」を使ってたんですけど、ソフトとしての構造だけじゃなく、鳴っている音も全然違っていておもしろいですね。Abletonは作りやすいと思います。 ──ソフトを変えた理由は? マイカ:ずっと同じシステムの中で作っていると、マンネリしてくる部分があるんですよね。Logicは横長のタイムラインに従って作るソフトですけど、それありきで曲を作るようになるので、いったん変えてみたいなと思ったんです。LogicとAbletonそれぞれの世界でやりやすいこととそうじゃないことがありますね。 でも、Abletonに乗り換えたわけではなく、“自分が何を作りたいか”にフォーカスして、それに合わせてソフトを選べるようになった感じですね。例えば、ビートのない、シンセと歌だけの一発録りみたいな曲ができたときは、Logicを使って録っています。

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