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海の幸ふりかけ商品化 能登・松波中生徒が考案

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北國新聞社

 能登町松波中の3年生28人が能登特産のスルメイカや海藻、海洋深層水の塩を用いてレシピを考えたふりかけ「のとかけ」が20日までに、商品化された。磯の香りやイカの風味が感じられるよう地元食材をふんだんに配合しており、全国有数の藻場や里海に育まれた海の幸の魅力を発信するとともに、奥能登の新たな名物として定着を図る。

 ふりかけは、小木の水産加工会社「和平商店」の協力を得て開発した。生徒は昨年11月から試作を重ね、ホンダワラやワカメをたっぷりと使うことで海藻の風味を最大限に引き立たせるよう工夫した。手作りの紙パッケージには海藻やイカが描かれているほか、紙を切り抜いて石川県の地図をかたどった。25グラム入りで税込み400円。限定100パックを用意した。

 生徒は昨年9月、修学旅行先の東京・日本橋でふるさとの観光PR活動を行った際、豊かな藻場の保全の大切さや奥能登の海産物の魅力を広く発信する手段として、持ち運びしやすく、手軽に味わえるふりかけの商品化を思い付いた。

 ふりかけは18日、同町のコンセールのとで販売したところ、口コミで広がり、限定15パックが完売した。今春に開業するのと九十九湾観光交流センター「イカの駅 つくモール」やJA内浦町直売所「おくのといち」でも取り扱う。

 22日には金沢市の金沢海みらい図書館で開かれるいしかわ海洋教育フォーラム「海洋プラスチックゴミ問題から考える里海」でも限定販売される。

 レシピの考案に参加した鹿島友喜さん(15)は「海の恵みをたっぷり感じられるふりかけができた。豊かな里海を守り続ける大切さを、多くの人に知ってもらいたい」と話した。

北國新聞社