朝乃山、西三段目22枚目 復帰の名古屋場所番付 再起懸け
日本相撲協会は27日、大相撲名古屋場所(7月10日初日・ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、元大関朝乃山(28)=富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋=は西三段目22枚目で復帰することが決まった。 新型コロナウイルス対策のガイドライン違反による6場所の出場停止処分が春場所までで解かれ、再起を懸けて約1年ぶりに本場所の土俵に上がる。 大関経験者が三段目に落ちるのは昭和以降で、横綱照ノ富士に続いて2人目。夏場所の西幕下42枚目から下がり、2016年名古屋場所以来となる三段目からの出直しとなる。 ●下のしこ名、本名広暉に 朝乃山はしこ名をこれまでの「朝乃山英樹」から、「朝乃山広暉(ひろき)」に改名した。「広暉」は本名の石橋広暉から取った。