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《池袋暴走事故》無罪主張の飯塚被告、傍聴した記者が目撃した「信じられない態度」

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週刊女性PRIME

うつむいたまま微動だにしない被告

 こうした被告の主張が、冒頭の遺族感情を害したことは当然で、週刊女性は目を疑うような場面も目撃した──。  公判中、被告は終始、弁護人側の席で、視線を落として、うつむいていたまま。ほとんど動くこともなく、表情の変化もなかった。  それは、終盤で検察側が松永拓也さんの供述調書を読み上げているときのこと。  妻子の事故の報告を受けて駆けつけ、損傷がひどかった遺体と手をつなぎ、 「真菜に出会えて幸せだった。莉子を天国に連れていって」  と声をかけ続けていた心情を読み上げるところだった。  傍聴人までが目頭を押さえているときに、被告の首は、一段と下に傾いたまま。5~10分ほど、その状態を保ったまま、微動だにしなかったのだ……。  加害者として、聞くに耐えない内容で、涙を隠すように泣いていたのか。あるいは、睡魔に襲われていたのかもしれない。

 今回の裁判は、新型コロナウイルス対策で全員がマスクを着用。女性検察官の小さい声がさらにマスクで遮られていたので、聞き取れず集中力を失ったことは考えられる。  その間、被告を何度も観察したが、残念ながら眠気に耐えかねているようにしか見えなかった。  高齢であることは考慮しても、自分が裁かれる場でも耐えられない体力しかない人間が、自動車を運転していいのかという疑問もある。

アクセルを踏み続けたことは事実

 元千葉県警交通事故捜査官で、「交通事故調査解析事務所」の熊谷宗徳代表は、公判をこう見ている。 「多くの事故の場合、ブレーキとアクセルを踏み間違えていて、本人もそれに気づかないことが多いものです。  私もこの事故現場を検証しましたが、縁石にぶつかったタイヤの跡も残っていたし、映像を分析しても、明らかに速度は60キロ→84キロ→96キロと加速し続けています。アクセルを踏み続けていたことは事実でしょう」  さらに、被告が高齢で、もともと足が悪いことも、背景にあると続ける。 「高齢者ほど運動神経も反射神経も悪くなる。それでパニックになり、自分ではブレーキを踏んでいるつもりになります。さらに、被告は足が悪いということで、足を上げてブレーキに踏み替えたつもりが、足があまり上がらず、アクセルを踏み続けてしまった可能性が高いです」  飯塚被告は医師から運転を止められていたとも報じられていて、車がなければ生活できなかったわけでもない。 「さらに、2001年に同じような前科があることがわかり、今回は事故の責任を認めていないので、不利な状況だと思います」(民放社会部記者)  今後、検察の立証を覆せる自信があるのか、実刑判決を受けても、高齢や健康などの理由で収監されないと高をくくっているのか……。

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