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5校が竹灯籠400基手作り 輪島・總持寺祖院開創700年祝う

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北國新聞社

 輪島市門前町内の小中高校と特別支援学校の全5校が、来年開創700年記念事業が行われる曹洞(そうとう)宗大本山總持寺祖院の周辺を飾る竹灯籠づくりを始めた。9月に計400基を設置し、全国から集う檀信徒や観光客をもてなす。生徒たちは百年に一度の節目を担う「大役」を意気に感じ、心を込めて作業を続けている。

 記念事業が行われる来年は、300万人を超える檀信徒らが訪れる見通し。竹灯籠は、門前地区の活性化に取り組む「禅の里づくり推進協議会」が地域のにぎわいをつくろうと企画した。門前町内の小中高校、特別支援学校に製作の協力を依頼したところ、全5校が快諾した。

 22日、七尾特別支援学校輪島分校高等部では、生徒4人が長さ約1メートル20センチの竹40本を用意し、のこぎりで節ごとに切った。2年の水上雄翔さんは「思っていたより難しかった。總持寺祖院を訪れた多くの人に見てもらいたいと思って頑張った」と話した。週3日を作業日に設定し、8月までに150基を完成させる。

 門前中の1、2年生38人も協議会のメンバーから總持寺祖院の歴史などの説明を受けた後、竹を加工した。同校では今後、総合学習の時間に100基を仕上げる予定で、2年の中田愛悠さんは「初めての体験で緊張した。今後は協力し合って良い物を作っていきたい」と笑顔を見せた。

 門前東小、門前西小、門前高でも作業が行われる。来年のメインイベントに先立ち、竹灯籠は今年9月11~22日に總持寺祖院で開催されるライトアップイベント「ぜんのきらめき」に合わせ、境内の参道や総持寺通り商店街に並べられる。協議会の野中淳也さんは「地域全体で門前町を盛り上げていきたい」と意気込んだ。

北國新聞社