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電子書籍大手「BookLive! 」の飛躍支えた、「好きな作品に出会える場所を」の思い

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マグミクス

成長の原動力となった施策と、ヒット作『凪のお暇』

 近年、右肩上がりの成長を続ける電子書籍市場。なかでもその8割を占める電子コミックの成長は顕著です。2011年にサービスをスタートした電子書籍サイト大手「BookLive! 」は、「1冊まるごと無料」コンテンツや、マンガ出版社との提携、個性的なオリジナル作品など、さまざまな施策で独自の魅力を打ち出しています。 【画像】マンガ最新話が紙版雑誌より先に読める? 「BookLive!」業界初の試み(7枚)  無料で読めるコンテンツも多いなか、どのように収益をあげてサービスを成長させているのでしょうか。同サービスを運営する株式会社BookLive ストア本部 本部長の浅井善行さんと、コンテンツ本部 部長の野淵大輔さんに話を聞きました。 ――「BookLive!」の成長に大きな効果を発揮した施策などがありますか? 浅井善行さん(以下敬称略) 他社との差別化でいえば、「毎日引けるクーポンガチャ」が大きかったと思います。これは本を選ぶ体験自体をエンタメ化させる施策として、2015年9月からスタートしました。  電子書籍をお得に買えると、利用者からも好評です。クーポンガチャが、ストアに毎日来訪していただく動機になっています。2020年2月には9周年イベントで、値引き率の高いクーポンの出現率を上げるなどのイベントも開催しましたが、実施時には普段の倍近い利用者が集まりました。  これ以外にも、例えば少女マンガなど特定のジャンルに使えるクーポンを発行し、普段は買わないジャンルの購入のきっかけにつなげています。 ――サイトの成長に影響したコンテンツはありますか?  紙で人気のコンテンツは電子でも変わらず人気があり、サービス開始当初から売上を支えてくれました。一方で、デジタルならではのコンテンツがWeb広告やSNSをきっかけにファンを獲得し、ストアの成長に大きく成果を発揮する場合もあります。  直近での具体的な例は、TVドラマ化もされた『凪のお暇』です。同作は電子版1巻の配信が始まったタイミングで、弊社スタッフが「女の人生見直し系で面白い作品がある」とプッシュし、広告出稿が決まりました。

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