はるな愛 性をめぐる親子のエピソード「風呂場の脱衣所で…」「1個ずつ理解してくれる」母の思いに感涙
タレントのはるな愛(52)が1日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。母とのエピソードを披露した。 【写真あり】ミニアルバム発売記念イベントを行ったはるな愛とサプライズで登場した父・大西和夫さん 「私がこういう生き方をしたいっていうのはお母さんには告白できずに、お父さんだけに言えたんですよ。そしたらやっぱりお母さんって偉いもんで、お父さんだけに言ったことでも分かるんですよね。それでその日から私のことを無視しだすんですよね」と切り出し、自身の性について受け入れてもらえない時期があったと明かした。 「小さな団地で4人で暮らしてるんですけど、お母さん子でいつもお手伝いしてたのに、お母さんは私と目を合わさずに、何もしゃべらないで、そういう生活になってしまったんです」と話し、母との確執があったとして「今になってお母さんに“あんときなんで無視してたん?”って聞いたら、お母さん自分の中で自分のことも責めてたって。“何で普通に産んでやれなかったんだろう”とかって言ってたんですよね」と悔しい思いを打ち明けられたこともあったと振り返った。 「でもそのお母さんが、ちょっとずつ時間が経って私が一生懸命働いてるところを見て、理解しようとしてくれたときに、お母さんは再婚相手と岐阜に住んでて。そこに私は“男の賢示(はるなの本名)”に戻って行ったんです」と久しぶりの母との再会を回顧。「でもやっぱり居づらくて、たくさん気を使ってくれてるから。帰ろうて思ったときにお母さんが“お風呂入り”って…先に言われたんです。お風呂場の脱衣所行ったら、お母さんがピンクのクマのパジャマを用意してくれてて。精一杯女の子として迎えてくれてた、準備してたんですよ」と母の優しさに涙を浮かべた。 「私は全然気づかなかったんで、お風呂の中で凄い泣いて。お母さんに感謝して。徐々にですけど、そうやって1個ずつ理解してくれるっていう親がいました」と涙ながらに締めくくった。