県境またぐ移動を解禁 安倍首相が会見(全文2)拉致問題は政権の最重要課題
ポスト安倍、意中の人は
日本テレビ:日本テレビの菅原です。よろしくお願いいたします。ポスト安倍についてお伺いしたいと思います。昨今もポスト安倍に向けた動きというのがだんだん活発になってきていますけれども、あらためて今、総理に意中の人というのはいらっしゃるんでしょうか。そして、そのポスト安倍としてふさわしい人として名前が、岸田政調会長だったり、石破元幹事長だったり、菅長官のお名前も挙がりますけれども、今、総理の中で、ポスト安倍候補としてふさわしい人というのはどなたなのか、理由も併せて教えていただければと思います。 安倍:ポスト安倍というお話でありますが、まだ私の任期、1年3カ月残っているわけでありますし、だいたい総理、一時は1年ごとに交代してましたよね。その期間以上まだ残っているわけでありますから、まずは全力を尽くしていきたいと、こう思っています。 いわば後継者を育てるどうこうっていう話がございますが、後継者というのは育てるものではなくて育ってくるものであります。かつて、例えば佐藤政権、8年近く続いたわけでありますが、田中角栄さんをはじめ、三角大福中という人を育てたかといえば、まさにその人たちは活用しましたが、活用する中においてその地位を、彼らがポストを生かしてチャンスをつかんできたんだろうと思います。切磋琢磨しながらね。ですからそういう意味においては、私も誰かを育てるというよりも活用させていただいて、いろんな人材が、自民党は宝庫ですから、その中でしっかりとやはり成果を出していく。地味に成果を出していく人もいれば、うまく説明をされている、発信をされている方もおられるんだろうと思います。そういう、それぞれ、菅原さんも私が名前を出すとは期待していないと思いますが、今、菅原さんに、なんで私の名前出してもらえなかったのっていう人もいると思います、たくさん。そういう皆さんに、ぜひ、その立場立場で頑張っていただきたい。それは別に次の総裁を目指すというよりも、国のために全力を尽くしていく、その結果、そういう立場に立っていくんだというふうに私は思っています。 司会:それでは次の質問。今井さん。 【書き起こし】県境またぐ移動を解禁 安倍首相が会見 全文3に続く