【ONE】これぞ一撃必殺KOパンチ! ムエタイ頂上対決で大の字ダウン、ペトロシアンの高速の左やホルツケンの悶絶レバーブローなど、衝撃映像集が公開
アジア最大級の格闘技団体ONE Championship(以下、ONE)が公式YouTubeチャンネルで「10 ONE-PUNCH Knockouts That Will Blow Your Mind」と題し、”一撃必殺KOパンチ”のベスト10映像集を公開した。 【動画】これぞ一撃必殺KOパンチ!ベスト10映像集 その中から注目の映像を紹介すると、19年11月の『ONE:EDGE OF GREATNESS』のONEムエタイ世界バンタム級タイトルマッチ。王者ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)が、最強の挑戦者と言われたムエタイグランプリ王者のセーマペッチ・フェアテックス(タイ)と対戦。それまで2度ダウンを奪ったノンオーが4R、ノーモーションの右ストレート一閃。反応できず直撃を受けたセーマペッチは真後ろに大の字ダウン。ノンオーが衝撃的なKO勝利を飾り、3度目の防衛に成功した。 19年8月の『ONE:DREAMS OF GOLD』のONEフェザー級キックボクシングWGP準決勝のジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)vsスモーキンジョー・ナタウット(タイ)も衝撃的だった。K-1 WORLD MAX 2009・10世界トーナメント覇者のペトロシアンが、タイ強豪のナタウットの猛攻を受け流しながら、ナタウットが右ストレートのフェイントを見せた直後に狙いすました左ストレート。顔面を正面から撃ち抜かれたナタウットは真後ろに倒れ、そのまま10カウントを聞いた。 最後は、昨年12月11日の『ONE:BIG BANG Ⅱ』で、K-1 WORLD MAXで活躍した元GLORY世界王者のニキー・ホルツケン(オランダ)の悶絶レバーブロー。ホルツケンはライト級キックボクシングマッチでWKBFの南太平洋ウェルター級王者のエリオット・コンプトン(オーストラリア)と対戦。1R、ホルツケンが右アッパーでコンプトンのガードをあげると、左ボディショット一発。レバーに突き刺さったパンチで、コンプトンも声にならない声を上げて悶絶状態。レフリーが試合を止めた。 ONEは3月5日(金・日本時間)に事前収録した『FIST OF FURY Ⅱ』を放送。2016年のRIZIN無差別級トーナメント決勝でミルコ・クロコップと激闘を交わしたヘビー級の猛者・アミール・アリアックバリ(イラン)のONEデビュー戦、日本から高橋遼伍や中原由貴の参戦が注目されるが、本大会でも一撃必殺KO劇の誕生となるか。