まんが家がロードバイクに目覚めた理由|夏福のゆるポタコミックエッセイ vol.6番外編
自分を何とか納得させた
ただ、調べるたびに毎回「いやいや、私には無理だよ」「買ったところでこんなに高価な出費をしたのにすぐに飽きてしまったら? 」「太った自分(多忙で20kg増量した)が乗るなんて恥ずかしい」などと心配性と卑屈な私が湧き上がった購入欲を落ち着かせてしまっていました。 だけど、今回は違います。お値段と飽きないかの問題は「一度に出る額は大きいけど、レンタサイクルを借りたと考えて日割りで元が取れるまで乗れたらとりあえずいいんじゃない!! ? ? 」と思い込むことに。体重は…しょうがない。恥ずかしいけど乗りながら痩せよう。
ロードバイク? クロスバイク?
今後お世話になることを考えて自走で通えるショップを何店か絞り、その中でも評判の良かったお店へ向かいました。自転車のメンテなどは基本的に購入したお店でしか見てもらえないといった情報をネットで目にしていたので、長いお付き合いになると考えると気難しいお店だったらどうしよう、門前払されるのでは……と若干ビクついていたのですが、おおらかな店主が迎えてくださりとても親切に対応していただけてホッとしました。 ロードバイクが欲しいことを伝えると、 「通勤に使うの? 」 「いいえ! (在宅仕事なので! )サイクリングがしたくて、ゆくゆくは遠くまで行きたいです! 」 「うんうん、それだとロードバイクがいいと思うよ。通勤だとクロスバイクをオススメしてるんだけどね」 と私の目的にあった乗り方などを教えていただく。
店主と話し、ロードバイクに気持ちが固まる
実は内心少しだけクロスバイクの方がいいのでは? と悩んでもいたんですよね。ママチャリよりも快適に走れて日常使いもできるうえ、価格もロードバイクよりお手頃でスポーツバイクの入門として敷居が低くていいのでは、と。しかしここでまたネット情報なのですが、クロスバイクでは結局物足りなくなり、ロードバイクに乗り換える人が多いとも知りました。高価なロードバイクを購入しても乗らなくなる可能性とクロスバイクを買って結局乗り換える可能性、どっちのリスクを取るか……。そう揺れていたため、店主の言葉にやはりロードバイクなのだ! と気持ちが固まりました。