急に選挙が決まったので…対応に追われる選管 15日公示、27日の投開票決まった衆院選 すでに投票所整理券が公示翌日に間に合わない自治体も 間に合わなくても期日前投票などは可能
15日に公示、27日の投開票が決まった衆院選。埼玉県内の各選挙管理委員会は投票整理券の発送の用意などを進めている。さいたま市と川口市では公示翌日の16日に投票所整理券の到着が間に合わないと発表した。 市長選と期間重なり投票用紙が4枚になる自治体も
■投票所整理券の到着は21~23日の見込み/さいたま市選管 埼玉県さいたま市選挙管理委員会は、27日投開票が決まった衆院選で、投票所整理券の到着が21~23日になる見込みで、期日前投票や不在者投票が可能な公示翌日の16日に間に合わないと明らかにした。急な選挙に加え市内の世帯数が多く、印刷や発送に時間を要するとしている。 投票所整理券は投票日や投票所を知らせるもので、世帯ごとに封書で発送している。発送は18日予定で23日までには届く見込み。投票所整理券が届く前でも選挙人名簿に登録されていれば、期日前投票や不在者投票は可能だ。市選管の担当者は「期日前投票を行う際は、宣誓書(兼請求書)を記入し、お持ちいただくと、受付時間が短縮できます」と呼びかけている。 11日から「選挙特設ホームページ」を公開する。問い合わせは、市選管(電話048・829・1773)へ。 ■到着は23~25日の見込み/川口市選管
川口市選挙管理委員会は、27日の投開票が決まった衆院選について、投票所入場整理券の各世帯への発送が遅れ、到着が23~25日になる見込みと発表した。突発的に選挙が決まり、印刷に時間を要し、世帯数が多いことなどを理由としている。 発送は21日の予定。市役所第1本庁舎、川口駅前行政センターなど、公示翌日の16日から始まることが見込まれる期日前投票では、投票所入場整理券がなくとも、会場で「期日前(不在者)投票所宣誓書(兼請求書)」に必要事項を記入すれば投票できる。 また、川口市は区割り改定に伴い、衆院選挙区が2区と3区に分かれるため、新たに3区に該当する市民に対して、投票可能な期日前投票所を知らせるはがきを15日に発送する。 問い合わせは、市選管(電話048・259・7941)へ。