富山・長野を結ぶ北アルプス「伊藤新道」で50代男性が転倒 右足首を骨折し重傷
15日、北アルプスの最奥部に位置する伊藤新道で、登山をしていた愛知県の50代男性が転倒しました。男性は防災ヘリに救助されましたが、右足首を骨折し重傷です。 富山南警察署によりますと、15日午前11時ごろ、北アルプス最奥部の三俣山荘(富山県)と長野県の湯俣山荘をつなぐ登山道・伊藤新道(標高1800メートル付近)で、登山をしていた愛知県の55歳男性が岩につまずき転倒し、右足首を負傷しました。 男性は14日から3泊4日の登山ツアーに参加していて、14日に長野県の七倉ダムから出発し晴嵐荘に宿泊。 2日目の15日、晴嵐荘から三俣山荘を目指して伊藤新道を進んでいたところ、転倒したということです。 男性はその後、自力で三俣山荘まで向かいましたが、ケガの状態が悪化し自力で歩くことが困難となったため、三俣山荘の従業員が山岳警備隊に救助要請をしました。 16日、富山県の消防防災ヘリが出動し午前9時40分ごろ男性を救助。男性は富山市内の病院へ搬送されましたが、右足首の骨を折る重傷です。 警察によりますと、男性が転倒した当時、現場は霧雨で岩が濡れていたということです。
チューリップテレビ