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藤井猛九段、視聴者からの「穴熊時の藤井システムが怖い」悩みに一言「穴熊やめましょう。やらなきゃいいんですよ」

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ABEMA TIMES

 視聴者の悩みを、考案者自らあっさりと解決した。将棋の戦術・振り飛車の一種である「藤井システム」を生み出した藤井猛九段(49)が、ファンから寄せられた「穴熊にする際、藤井システムが怖い」という質問に「穴熊はやめましょう。やらなきゃいいんですよ」と答えた。自ら作り上げた戦術だけに、説得力は抜群。シンプル過ぎる回答に、他の視聴者の間で大量の笑いが起きた。 【映像】考案者・藤井猛九段が「藤井システム」の攻略法について答える場面(3時間0分35秒ごろ~)  藤井九段は3月30日に行われたヒューリック杯棋聖戦の決勝トーナメント、菅井竜也八段(28)と藤井聡太七段(17)の対局を解説。棋力もさることながら、そのトーク力にも定評がある藤井九段が、同じ振り飛車党である菅井八段と若き天才・藤井七段の戦いを、ユーモアも交えながら的確に解説していた。  出演していたABEMAの中継では、対局の合間に視聴者からの質問コーナーが設けられる。この日は聞き手の飯野愛女流初段とともに、寄せられた質問に答えていた。その中の一つが「穴熊にしようとすると藤井システムが怖いです。何を気をつければよいでしょうか」というもの。考案者本人に、攻略法を尋ねるということになったが、藤井九段の口からは「私が言えることは、穴熊はやめましょうと。やらなきゃいいんですよ。穴熊にしなければ『藤井システム』怖くないから(笑)」というものだった。  この答えになっているかどうか判断が難し、ただ実にシンプルな言葉に、他の視聴者からは「穴熊はやめましょうw」「そのとおーり」「てんてー流石」「正論すぎる」といった声でコメント欄が大賑わいになった。さらには「穴熊をやめて、違う戦法で行きましょう。違う囲いを選べば、システムは怖くない。穴熊にすると、システムが効いてしまう。怖がってくれる分にはいいですよ」と付け加え、さらなる笑いを誘った。

 「藤井システム」は主に四間飛車から用いられるもので、なおかつ居飛車時の穴熊に対して威力を発揮するもの。藤井九段は、1997年には独自の戦法を編み出したり、類を見ない妙手を指した棋士に贈られる升田幸三賞も受賞している。今回の回答も、当然といってしまえば当然だが、まさかの質問とその答えがファンを楽しませた。  なお、この日は若きエース・斎藤慎太郎八段(26)も解説を務めており、藤井九段の後に、同じ質問に対して答えることに。「穴熊に組まないというが正解なんだと思います(笑)」と、藤井九段と同じ答えを口にすると「奨励会のころから私は居飛車党だったので、藤井システムはずっと『される』側でしたが、最後は穴熊を諦めることが多かった。完全な手順で指すと穴熊には組みにくいのは、私が子どもの頃から変わらない。一番手堅いのは、穴熊を諦めること」と、居飛車党を代表しての意見もしっかりと述べていた。

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