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講談師 神田伯山「先行き不明な未来が怖いなら、マンモス的な生き方改革もアリ」

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大丈夫、私たちはもっとHappyになっていい。

平穏な日々なんて、いつまでも続くわけがない。実際に、私たちの人生は試練の連続だった。数ヵ月前から地球規模で起きている不条理に対しても、そろそろファイティングポーズを取るべきかもしれません。 一見、ストレスにも思える状況の中で、変化を起こすのは自身。新しい生活様式に合わせて凝り固まった考え方もリニューアルすれば、これまでは気づかなかったような新しい幸せに出会うこともできる。大丈夫、日本のOLはもっとHAPPYになっていい。 自分の基準で、自分のペースで、自分らしい生き方を実現するために。今回は、世代も職種もバラバラな7人の賢者から「思考様式」のサンプルを集めました。今回は、真打ち登場。とくと吟味あれ。

講談師 六代目 神田伯山さん

【Profile】 1983年6月4日生まれ。東京都出身。2007年に三代目神田松鯉門下に入り、神田松之丞を名乗る。2012年6月、二つ目昇進。年間600席以上の高座を務め、ラジオ、テレビでも講談の魅力を発信。「100年に一人の逸材」と呼ばれ大ブレイク。今年2月に真打ち昇進、同時に44年ぶりに講談界の大名跡である「神田伯山」を襲名。

やらない後悔より、夢の“絶滅危惧”職

どうしたらハッピーになれるかって? そんなことは、お坊さんにでも聞いてくださいよ。僕だって、幸せになりたいと思い、ラジオで罵詈雑言(ばりぞうごん)吐いて暮らしているんですから(笑)。 以前、某バラエティ番組に出演したとき、学生時代の同級生とVTRを通じて再会しまして。妻子持ちで幸せに暮らしている彼を見て、僕がポロッと「理想的な人生だな」って言ったんです。そしたらね、瞬殺ですよ。「いろんな生き方があるんだから、理想的な人生をお前が決めるな!」と、ネットで言ってる人がいまして。 他人の意見を認めない奴が多様性を語っているという矛盾はさておき、このご時世、何をしたって誰かにアレコレ言われますよね。だったら、自分の好きなように生きたほうが楽だと思いませんか? それがポジティブ思考なのかネガティブ思考なのか、わかんないんですが。 僕は24歳のとき日本の“絶滅危惧”職である講談師の世界に入りました。不安もありましたが、その夢を見て見ぬフリして私には向いていないであろうサラリーマンになっても、いつか絶対に後悔すると思ったから。 そこから4年間は、前座として奴隷みたいな生活で……。そりゃあ、辛かったですよ。でも、ひたすら稽古に励んでいました。そのおかげで、当時は僕をボロクソにこき下ろしていた人も、今は真逆の反応を見せてくれるように。人ってそんなものだなぁと。結局、自分が考えて行動するしかないんですよね。 今、僕には一般的な20代後半の女性を取り巻く状況がわかりません。でも、環境に恵まれていない人がいたとしても、いつか絶対に状況が上向くことを信じて、自分が好きな道を選び、コツコツと努力を続けて欲しいですね。それって、仕事で成功とやらをつかんだ人たちの普遍的な共通点ではないでしょうか。 まあ、私もいつどうなるか分からないので偉そうな事は言えないんですよ、本当。余計なことを考えず、世の中ついでに生きている感じも良いと思います。僕は、かつて立川談志師匠が言っていた「幸せの基準は自分で決める」という言葉が好きです。 さあ、一緒に腹をくくったり、くくらなかったりして自分らしい幸せを探し続けましょう。

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