ガリガリ君当たり棒偽造で43歳男逮捕 赤城乳業「疑わしい案件今回が初めて」
埼玉県警深谷署は6日、アイスキャンディー「ガリガリ君」の偽の当たり棒を、製造元の赤城乳業(本社・埼玉県深谷市)に送り、キャンペーン景品をだまし取ろうとしたとして、秋田県鹿角市の会社員、大野敬容疑者(43)を詐欺未遂の疑いで逮捕した。 深谷署によると、昨年11月上旬頃、偽の当たり棒がそれぞれ1本ずつ入った封筒計25通を赤城乳業宛てに郵送し、キャンペーン景品の限定ポケモンカードをだましとろうとしたもの。 キャンペーンのポケモンカードはポケモン・ザルードとガリガリ君がコラボしたもので、非売品。ネット上では高額で転売しているものも見られる。 赤城乳業の担当者は報知新聞社の取材に答え、「景品表示法に基づいて当たりを出しているが、(当たり棒の)量に関して、不正なのではないかと思い警察に相談しました」と話す。過去に同様の件があったかについては「過去については情報を廃棄していたりしますので調べることはできませんが、疑わしい案件というのは認識しておりませんでしたので、今回が初めてのことになります」という。 赤城乳業はホームページで「当たり棒の偽造品がフリマサイト・フリマアプリ等で出品されている可能性がございます。ご購入されないよう、ご協力何卒宜しくお願い申し上げます」と注意喚起している。
報知新聞社