バイト先休業で学生困窮 労組の電話相談、飲食が約半数
大学生らが加入する労働組合「首都圏学生ユニオン」(東京)は14日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、アルバイトで働く学生を対象に4月25、26日に実施した電話相談の結果を発表した。77人から相談があり、バイト先の休業で収入が絶たれた学生から「生活が維持できない」「休業手当はどうしたらもらえるのか」といった声が上がっている。 相談者のバイト先93件(掛け持ち含む)のうち、職種は飲食業が約半数。小売りや塾・予備校、イベントと続いた。バイト先の休業などの原因でシフトが全てなくなり、補償もなかったのは59件に上った。収入が絶たれ生活に困窮する様子がうかがえる。