日本の現役最強馬vs欧州6冠馬に注目! ジャパンカップはあの「特注馬」で大万馬券をゲット!!
平松 僕の対抗はフランス馬のゴリアットです。前々走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(ステークス)では、後に凱旋門(がいせんもん)賞を勝つブルーストッキングや、ブリーダーズC(カップ)ターフの勝ち馬レベルスロマンスなど、そうそうたる強豪を撃破! それでいて、おそらくそれほど人気にならないので、馬券的な妙味からも積極的に狙いたい一頭です。 廣岡 実際のキングジョージの映像を見たんですが、直線一気の末脚で、強烈なインパクトを残す勝ち方でした。しかも、全6勝中5勝が芝2400mと距離適性もバッチリ! いまだに底を見せないスケールの大きさを感じています。 ――ふむふむ。3番手評価の馬はどうでしょう。 平松 僕の▲は、今年の牝馬(ひんば)2冠馬のチェルヴィニア。単純に3歳牝馬はJCで好走することが多いんですね。 その理由として、天皇賞・秋から参戦するよりも、秋華賞からのほうが間隔が2週間長くアドバンテージがあること。2週間の余裕がある分、前走の疲労が回復しやすいんですね。また、古馬の牡馬(ぼば)と比べて、斤量が4㎏も軽くて済むのも大きなプラス材料です。 廣岡 前走の秋華賞は、中団追走から直線で馬群を割って突き抜けて快勝! JCと同じ舞台のオークスを勝っているのも魅力的で、何より鞍上(あんじょう)がこの秋にGⅠを2勝している絶好調のルメール騎手です。 世代屈指の実力馬がトップジョッキーと共にどんな競馬を見せてくれるのか。期待を込めて、私も印をつけました。 ――そんな廣岡さんの▲はジャスティンパレス。 廣岡 23、24年で8戦して、掲示板を外した(6着以下)のはたったの1回だけという、いつも堅実な走りを見せる馬です。前走の天皇賞・秋は出遅れながらも、勝ったドウデュースに次ぐ上がりの脚を繰り出して4着。負けて強しの内容でした。 今回は約3年ぶりにC・デムーロ騎手とのコンビになります。名手の手綱さばきに期待! 平松 この馬は芝3200mの天皇賞・春を勝っているように、長距離のほうが力を発揮しやすいんですね。そういう意味では、前走の天皇賞・秋から400m距離が延びるのは明らかにプラス。 さらに、天皇賞・秋でいい末脚を使った馬はJCで好走するケースが多いので、軽視はできない一頭です。 ■馬券的な妙味がたっぷりの特注馬!