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宇都宮ブレックスで結果を出し続ける渡邉裕規の処世術「大事にしているのはスタッツじゃなくてインパクト」

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バスケット・カウント

「バスケ選手としても必要と思ってもらいたい」

文=丸山素行 写真=B.LEAGUE 抜群のトークセンスを持つ宇都宮ブレックスの渡邉裕規は数々のメディアに出演し、ラジオ番組のMCを務めるなどバスケ選手としては稀有な存在だ。本業のプレー面でも、勝負強さと安定したディフェンス力を持ち、チームからの信頼も高い。180cm78kgと決して特別な肉体の持ち主ではない彼が、Bリーグ屈指の強豪チームで活躍し続けられるのはなぜなのか。コート内外で活躍するエンターテイナーに話を聞いた。 ──数々のメディアに出演されていますが、コロナ禍でいつも以上に忙しいオフシーズンとなったのではないでしょうか?  全然ですよ。いつもだったら栃木県内のイベントも多いですし、トークショーがあったり、リモートの仕事は家でもできるので忙しさは全く感じていないです。仕事に関しては、メディアの方と仕事するのは多いですけど、ファンの方と触れ合うことが全くないので、逆に物足りなさをちょっと感じています。最後にホームゲームをしたのが2月の始めの頃なので。 ──比江島選手と動物園で飼育体験をしていた動画を拝見しました。それもファンとの触れ合いを意識したものなのでしょうか?  そうですね、バスケット選手がバスケットの動画を上げたり、ハーフコートからシュートを打ったとしてもそんなものは入るし、僕はそれだけじゃ面白くないと思ったので。ウチには田臥(勇太)さんもいれば比江島(慎)もいるし、もったいないと。選手とファンが触れ合えないなら、もっとプライベートとか元気な姿だったりふざけてる姿を見せたほうが面白いと思いました。バスケを見ることを娯楽にしている人たちに元気にやっている姿を配信したかったです。 ──確かに面白かったです。渡邉選手は常にポジティブな印象があります。ネガティブなニュースが多い中、そのようにいられる秘訣はなんでしょう?  そうですかね?  僕にだってネガティブなことはありますよ(笑)。ただ、無理にポジティブになる必要はないと思っています。「元気出せ」って言われて出るもんじゃないと思いますし、僕もバスケを辞めていた頃に「元気出せよ」って言われても出なかった時期もありますから。無理をするのが一番良くなくて、普段の生活が充実していれば自然にポジティブになるんじゃないかと。 ──かつての日常が戻り始めていますが、現在はどのような心境でしょうか?  新シーズンへの準備も始まって、この時期は試合に出て、ちゃんと勝った試合に絡むことを目標にして過ごしています。試合に出て何かインパクトを残さないと次の試合に出られるか分からないですから。 若い時は日本代表とか個人タイトルを目標と答えてきたこともありましたが、今はこのチームにい続けることが大事。メディアに出るだけじゃなく、バスケ選手としても必要と思ってもらいたい。

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