映画「火の華」公開延期 出演者兼プロデューサーが起訴「深くお詫び」 今月、暴行で逮捕と週刊誌報道
映画「火の華」(監督小島央大)の公式サイトは29日、作品の出演者兼プロデューサーを務めた人物が起訴されたことを受け、来月に予定していた全国公開を取りやめ、延期すると発表した。 サイトでは「本作の出演者兼プロデューサーを務めた人物が起訴されたという事実を受け、関係各所との協議の結果、映画『火の華』の12月13日(金)新潟先行公開および12月20日(金)全国公開を取りやめ、延期する決定をいたしました」と記載。 「本作の公開をお待ちいただいておりましたお客様、また宣伝や上映に関してご協力いただいた関係者の皆様、制作に携わってくださったキャストやスタッフの皆様をはじめ、すべての関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます」と陳謝し、「本作の公開時期および上映館に関して、現時点で未定ではございますが、まずは事件の状況を確認し、推移を見守りたい考えです」とした。 前売り券(ムビチケ)の払い戻しについては、公式サイトで改めて案内するとしている。 公開延期に伴い、予定していた試写会の開催、実施中のSNSキャンペーンも中止する。 同作は2016年に報じられた自衛隊日報問題から着想を得たフィクション。傷を負った元自衛官の壮絶な経験とその後の宿命を克明に描いた完全オリジナルストーリー。 今月、一部週刊誌が、作品のプロデューサーで俳優として出演もしているキム・チャンバが都内で暴行事件を起こし、逮捕されたと報じていた。