小池都知事が定例会見4月22日(本文2完)進めるところは進め、守るところは守る
東京都の小池百合子知事は22日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年4月22日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年4月22日) ◇ ◇
全国高等学校総合文化祭のPR動画作成
小池:大会への気運を盛り上げると、そのために今日から大会のテーマカラーの江戸紫に都庁をライトアップいたします。併せて大会のPR動画、作成をしましたので、ご覧いただきましょう。どうぞ。 女性(VTR):高校生による芸術文化の祭典。この夏、東京で開催。 複数(VTR):魅せろ青春時間。 小池:この動画のほうに出演しているのが都立南多摩中等教育学校の生徒さんで、日々の部活動の中で努力を重ねる高校生の姿、とても生き生きと描かれていますね。駅構内のサイネージやYouTubeなど、さまざまな媒体でも、この動画を見ていただくことができます。 7月31日から始まる大会の様子についてはオンラインでも配信をいたしますので、ぜひ全力で取り組む生徒の姿を多くの方にご覧いただきたいし、また応援もいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 以上、5点について私からお伝えを申し上げました。それではお返しいたします。
過去2年とは異なる今年の対策の狙いは
毎日新聞:知事、ありがとうございました。それでは幹事社からコロナ対策で1点お伺いします。知事は昨年とおととしのゴールデンウィーク前は、いずれも不要不急の帰省や都県境をまたぐ移動の自粛を呼び掛けるなど、どちらかというと警戒の意味合いが強いメッセージを出されていらっしゃいました。 今回は警戒する一方で、例えば飲食店の人数制限のように、緩和をする部分もあるということで、狙いが都民にストレートに伝わりにくい面もあるかと思います。過去2年とは異なる今年の対策の狙いと、目指すところについてあらためてお考えをお聞かせください。 小池:はい。もう皆さんも2年2カ月、3カ月になりますでしょうか。このコロナ対策には本当にご協力いただいてまいりましたし、それぞれがいろんな体験もされたことかと思います。この間、守りだけでなく攻めの、ワクチンの接種が進んだり、また経口薬の開発、そして提供など、さまざまな攻める武器も整ってまいりました。さらには、もう皆さん方の意識などでも、きのうの1万人の都民の調査、コロナについての調査を見ましても、本当に多くの方々が基本的な感染防止対策を徹底してくださるとか、こちらが細かに申し上げる前に、皆さんがいろんな工夫もしていただいているということでございます。 そういう中で、病床の使用率について、3時半にいつもお伝えをしているわけでございますけれども、これらについて、まだ横ばい状態ということでありますので、これから人の動きが活発になるゴールデンウィークについて、今日も冒頭、いろいろお願いをする点について、申し上げたところであります。 一方で、お店についても認証店が約12万店。これらの皆さんは本当にご協力いただいて、そして認証を受けるためにも、さまざまな感染対策を行っていただいて、だからこそ認証店なんですけれども、こちらについて徹底をしていただいているということや、ワクチンの接種が昨年の同時期とはかなり違ってもきているかということも踏まえまして、今回飲食店についての人数制限ということ、上限ということについては8人までとしたところでございます。 今、ご質問について、むしろ都民の皆さんのほうが、ある意味よくご理解をいただいていることも多いのではないかと思いますので、こういう形で進めるところは進め、また守っていくところは守っていくということで、コロナの抑制に引き続きご協力いただきたい。ゴールデンウィーク中もいろいろとご協力を引き続きお願いをしたいと思っております。