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コロナショックで学生困窮 富大生が署名活動「全学生に支援を」/富山

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チューリップテレビ

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、親の収入の減少やアルバイト先の休業で、経済的に困窮する大学生が増えています。  富山大学でも、学生がこうした窮状を訴え、支援の拡充を求める署名活動を行っています。  「今、学生は経済的にも精神的にも困窮しているでしょうし、学生が学費などを気にせずに学問に励めるように…」(羽田さん)  富山大学理学部にこの春入学した羽田鼓(はだ・つづみ)さん(19)。  羽田さんは、青森県出身で、大学進学を機に富山市でひとり暮らしを始めました。  ところが、入学後すぐに新型コロナウイルスの感染が拡大。  学校に通えない日々が続いています。  「授業もほとんどオンラインで大学に出向くことがほとんどないから、まだ交友関係を形成できていなくて。孤独で精神的ダメージも受けた」仕送りをしてくれる青森の実家は、飲食店を営んでいますが先月から休業。  実家の収入が激減する中、アルバイトを始めたくても、バイト先すら見つからないのが現状です。  「アルバイトを始めるために大学の生協に行きたいけどずっと閉まっていたから」「第二波第三波がきてまだバイトができなかったり家族の収入が減ったときに仕送りが大きく減ってしまう可能性はあると思う。今後どうなっていくのか先行きの見えない不安があります」富山大学では、経済的に困窮している学生を支援するため、基金を取り崩し、授業料の減免を申請していた学生およそ1300人に対し、一人5万円を給付する支援策に乗り出していますが、羽田さんはこれに対して。  「コロナ禍はすべての学生に降り注いでいるわけだし、絶対に在学生全員に一律で何らかの支援をすべきだと思った」(羽田さん)  羽田さんは、今月1日からインターネットで知り合った学生4人と一緒にSNSを使って署名活動をスタート。  活動では、富山大学の全学生に一律の支援をすることや、授業料の納入期限の年度末までの延長などを求めていて、署名は、28日午後2時現在で目標の100人を超える138人分が集まっています。  「とりあえず最低限の100人を超えることができて安心しました。支援が決定したら、それをすべての学生が認知できるようにしっかり広報していただきたい」羽田さんは、富山大学の齋藤滋(さいとう・しげる)学長に近く署名と要望書を直接手渡す予定です。

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