大山残留、5年契約 「もう一回日本一を」―プロ野球・阪神
阪神は29日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使していた大山悠輔内野手(29)が残留すると発表した。 兵庫県西宮市内で取材に応じた大山は、「監督やコーチ、スタッフの皆さん、そしてチームメートともう一回、優勝と日本一を達成したいという気持ちが強かった」と語った。5年契約で総額17億円プラス出来高払い。 今月13日に権利行使を宣言。巨人が好条件で獲得に乗り出す中、「自分にとって何がベストなのかをずっと考えていた」と悩み抜いた。そんな中で参加したファン感謝イベントで残留を願う声が届き、「スタンドで多くの僕のタオルを広げてもらってすごくうれしかった」という。 来季は藤川新監督の下で覇権奪還を目指す。「自分で決断したことなので覚悟を持って。プレーで感謝の気持ちを返せるように頑張りたい」と決意を示した。(金額は推定)。