ルヴァン杯決勝は正月三が日を避けて1.4開催で最終調整 コロナ延期もクラブ求める“年内開催”難しく
J1柏で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことに伴って延期されたYBCルヴァンカップ決勝の柏―FC東京戦が来年1月4日に開催される見通しであることが11日、複数の関係者への取材で明らかになった。場所は国立競技場で、スポンサーを含む関係各所の調整は最終段階に入っているという。 当初は来年1月3日の開催を軸に調整を進めていたが、地上波の中継可否など複数の要因が重なり、代替候補日は同4日に絞られているという。 FC東京か柏がリーグ戦で2位以内に入れば、12月27日準決勝、来年1月1日決勝の天皇杯に出場。今月24日からドーハで集中開催されるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で、FC東京が12月19日の決勝まで勝ち進んだ場合を想定し、帰国後の自主待機期間を考慮する必要もあった。 来季始動への影響もあり、クラブ側は「年内開催」を要望。ただ、現段階では12月中の開催日を確定できないため、正月三が日が明けた4日の開催が濃厚。決勝が平日開催となれば、1996年大会以来、24年ぶりとなる。
中日スポーツ