長渕剛 故郷・鹿児島で…母との思い出回想「歌い屋としての源泉はここにある」
歌手の長渕剛(68)が29日、ユーチューブチャンネル「長渕剛のyoutube now now now!」を更新。母との思い出を振り返った。 この日は「長渕、生誕の地を巡る!前半」というタイトルの動画で、自身の故郷・鹿児島を紹介。快晴の中で幼少期のエピソードを語りながら、のどかな田園風景を走り回る長渕の様子などを公開した。 長渕はとある茶畑から山を見つめ「考えたらさ、聖なる山が近かったんだよ。後で登ってみよう。そのてっぺんから母が何を見つめていたのか、それを見たくて今日来たんだ」と話した。 実際に、母に手を引かれて登ったという山に訪れてっぺんにたどり着くと、当時の母の気持ちを想像し「当時、母はさ、悲しい時に限ってこの山を歩いていくわけだ、子供の手を引いて。見つめていた景色がここになる。幸せだったのかな?」と思いを馳せた。 少し進むと大きな岩が。「母が見る風景はこの風景だった。これをずっと母は見つめてるんだよ。俺はそこに近づけない少年だった」と明かすと、母が口ずさんでいたメロディーを回想し「その童謡というかシンプルなどこかで聞いたメロディーが、当時3歳児の俺の脳裏に焼き付いて離れない。つまりここが45年歌ってきた歌い屋としての源泉はここにある」と岩を叩いた。 その後、岩に腰かけた長渕は母への思いを込めて「夕焼けの歌」を歌唱。コメントでは「感動して涙が出ました」「切ない気持ちになった」などの声が寄せられている。
東スポWEB