「中国で最も有名な日本人」浩歌が大河初出演 来年放送「光る君へ」で宋の商人役
俳優の浩歌(ハオゴー)が来年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」(主演・吉高由里子)に出演することが17日、番組公式X(旧ツイッター)で発表された。初の大河出演で、宋の商人・朱仁聡を演じる。 【出演者相関図】それぞれの登場人物の関係が分かる 浩歌は大阪府出身で2000年から中国を拠点に活動し、「中国で最も有名な日本人」の異名を取る。今年3月に芸名を矢野浩二から変更。吉高演じる紫式部を中心に描かれる平安時代の物語で、宋の朝廷からある密命を負って日本に来て、船が漂着した越前に逗留して越前国守の藤原為時と交渉にあたる、という役を演じる。 朱仁聡は商人らの長。浩歌は「親分肌や面倒みのある気性があり、人徳のある人物と感じております。彼の言葉の節々に見られる“信用する”“信用される”というワードは朱の人柄をも想起させ、ご覧いただく視聴者の皆様にも好感を与える人物なのではと感じております」と役の印象を語る。日中双方で活躍している経験を生かし「私にとっての誇りは日本人として、日本人の心と中国人の心を理解している部分です。その誇りを胸に今回の北宋の商人・朱仁聡をしっかり演じていければという気持ちです」と意気込んだ。
報知新聞社