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RIRIKO「また会いたい、会えますように」ライブで表現した“2つの世界線”:レポート

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 シンガーソングライターのRIRIKOが13日、東京・Shibuya eggmanでワンマンライブRIRIKOリリースパーティー『リリコレクション_パラレル』を行った。2017年10月に「その未来へ」でメジャーデビュー。2020年に入り5月から3か月連続で「愛してたフリ、愛されてたフリ」「ロリポップサイダー」「僕らの世界」をリリースした。ライブはそのリリースを記念し行うというもの。先の3曲に加え、声優内田真礼に楽曲提供した「youthful beautiful」などを含む全10曲を届けた。ライブの模様を以下にレポートする。【取材=村上順一】 ■“同じ時間軸の中で広げられる二つのストーリー”を表現  このライブは新型コロナ感染の影響により、世界の現状を受け入れる反面、もしもこの状況でなければなどと「2つの世界」を考えることが増えたことから、“同じ時間軸の中で広げられる二つのストーリー”を表現するため、配信だから観られる景色、ライブの生だから観られる景色をテーマに、ライブと配信という2つの形で届けた。  開演時刻になり、サポートメンバーに続いて、RIRIKOがアコースティックギターを手に取りスタンバイ。リリースパーティのオープニングを飾ったのはメジャーデビュー曲「その未来へ」。凛とした表情で伸びやかな歌声を届ける。そして、続いての「今夜8時のバス」では、笑顔でリズミカルにパフォーマンス。楽曲のセクションによっては、切ない表情も見せていたのも印象的だった。  この日最初のMCでは、久しぶりのライブということもあって、「本当にやっと会えましたね。待ち望んでいた日がようやく来まして…」としみじみ。続けてこのライブについて「2020年のRIRIKOの作品の一つとしてを想いをぶつけようと思いまして、準備を進めてきました。その中で強めたいなと思ったのが、今の世界線と、本当はあったかもしれない世界線。こんなに視点や世界がそれぞれあったのに、今日という同じ景色を目の当たりにしていることが本当に嬉しい」と、想いを語った。  今年5月に配信リリースされた「愛してたフリ、愛されてたフリ」を歌唱。愛にも満たなかった恋の話、どこか背徳感を感じさせるその歌声は、この楽曲の世界へといざなってくれるようだった。そして、希望に満ちていた「Ring a Bell」、曲の世界へと没入していることがRIRIKOの表情からも垣間見れた「アトランティス号、さよなら」と2曲連続で披露した。  グッズ紹介を挟み、アコギからエレキギターに持ち替え「今できる最高の盛り上がりを」と投げかけ「リリシズム」を披露。サビでは身体を弾ませ、躍動感のある歌声をライブハウスに響かせた。誰よりもこのステージを楽しんでいる、そんな様子が伝わってきた。 ■また会いたい、会えますように  続いて、作家デビュー作で内田真礼に楽曲提供した「youthful beautiful」をセルフカバー。目を潤ませ楽曲に込められたメッセージを届けるRIRIKO。間奏では溢れ出しそうな感情を抑えるように、ギターを弾く姿が印象的。続いてTVアニメ『コップクラフト』のティラナ・エクセディリカ(CV:吉岡茉祐)に提供した「Nonfiction」へ紡がれた。この2曲はオリジナルのバージョンとはまた違った世界観を放ち、まさにライブのテーマでもある“2つの世界”を体現しているような瞬間だった。  MCではシンガーとしてのRIRIKOと作家としてのRIRIKOの違いを説明。自身で歌うのが照れくさいことでも、作家としての自分なら書くことができる、作家の時の方が等身大かもしれない、と話す。そのことから今回、3カ月連続で配信された3曲は作家としての自分から、シンガーソングライターRIRIKOが歌うことをイメージして作られ、沸々と自身の中で湧き上がったものを3曲にぶつけたという。「絶えず私は進んでいます。弱いところも見せると思います。本当はもっと(みんなを)引っ張っていきたいけど...」と、思いを話し、少しだけ弱いところを見せたという、6月に配信リリースされた「ロリポップサイダー」を届けた。様々な感情がその歌声、彼女の表情から伝わってきた。  RIRIKOは「最後まで心を一つに!」と、力強い声でオーディエンスへ向け投げかけ、ラストナンバーとなる最新曲「僕らの世界」へ。まっすぐ、エネルギッシュな歌声を響かせ、「また会いたい、会えますように」と願いを述べ、RIRIKOリリースパーティー『リリコレクション_パラレル』の幕は閉じた。  この日披露された10曲は、今の彼女を表現するのにベストな選曲だったと感じた。彼女の2面性を垣間見たかのようなライブで、歌っている姿からも感受性の高さが伺え、未来への期待感がより高まった。 ■セットリスト RIRIKOリリースパーティー 『リリコレクション_パラレル』 9月13日@東京・Shibuya eggman 01.その未来へ 02.今夜8時のバス 03.愛してたフリ、愛されてたフリ 04.Ring a Bell 05.アトランティス号、さよなら 06.リリシズム 07.youthful beautiful(セルフカバー) 08.Nonfiction(セルフカバー) 09.ロリポップサイダー 10.僕らの世界

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