おいしい「ずぼら飯」に人気の「ずぼら主婦」 楽をするのは悪じゃない 家電の活用や“丁寧じゃない暮らし”でご機嫌な毎日 「丁寧にしていたら一生、掃除」 「ほこりで死にませんから」 実在しない完璧な人を夢見て劣等感を抱かないで 「ずぼら」のニューノーマル
ずぼらすぎる主婦の生活や、お手軽すぎる「ずぼら飯」など、今「ずぼら」が大ブーム。 「ずぼら」を肯定的に捉える、新たな価値観を調査しました。 【動画で見る】もはや「ずぼら」は褒め言葉 “ずぼら飯”に“ずぼら主婦”がバズり中 ずぼらのニューノーマル
「文明の利器」で時短調理 作るのは「ゆとりのある時間」
レシピのほとんどが「混ぜる」「つけおき」「レンジでチン」程度のお手軽工程、その名も「ずぼら飯」。 SNSでバズり中の「ずぼらめしじぇーぴー」は、インスタグラムのフォロワーが40万人超えで、レシピ本も発売されるほどの人気です。
【ずぼらめしじぇーぴー 原敦雄代表】 「『ずぼら飯』ということで、帰ってすぐ、どれだけ“時短”で“手軽”で“おいしいもの”ができるかと始めました」
この日、調理の様子を撮影していたのは「大葉と紫蘇の京風飯」です。 【吉原功兼アナウンサー】 「これで出来上がりですか…調理時間3分くらいじゃないですか?私でもできそう!」 ということで、吉原アナもずぼら飯に挑戦しました。
作ってみるのは、「ちくわと三つ葉の玉丼」。まずは、長ネギ、ちくわ、三つ葉をちゃちゃっと切っていきます。 いい加減な切り方でも許されるのが、「ずぼら飯」のいいところ。
あとは、切った食材と溶き卵、めんつゆなど調味料をまぜてレンジでチンするだけ。 あっという間に、ボリュームたっぷりのどんぶりが完成です。
【吉原アナ】 「おいしいです!甘辛い感じ。作るのに8分しかかかってないのに…もはやずぼら飯じゃない。工程はずぼらかもしれないけど、味はずぼらじゃない」
【ずぼらめしじぇーぴー 原敦雄代表】 「“ずぼら”って便利を追及して『どんどん楽になろうよ』っていうこと。電子レンジ・トースターとか文明の利器を有効に使った上での時短料理で、みんなのゆとりのある時間を作れたら」
本屋に並ぶ“ずぼら本” YouTubeでは「丁寧じゃない暮らし」が100万回再生
「ずぼら」は、料理だけに求められているわけではないようで、本屋をのぞくと… 「暮らし」のコーナーにも、「お金」のコーナーにも、「健康」のコーナーにも、ずぼらをテーマにした本がずらり。
2022年6月に出版された「丁寧じゃない暮らし日記」は、YouTubeで軒並み100万回再生を超えた、ずぼら主婦「もも子」さんの日常を書籍化したものです。