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自転車の格闘技、BMXの日本女王。畠山紗英の夢は五輪と世界一。

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 その激しさから“自転車の格闘技”とも呼ばれるBMXレース。何と2歳半でBMXに乗り始めたという畠山紗英は、それでも「子供のころから、怖いと思ったことはない」と笑う。兄たちと競技を続けるうちに、男子並みとも言われる加速力のあるジャンプなどのスキルを身に着け、10歳の時には年齢別世界選手権で初優勝した。 美しくて強い!モデルも務める女流棋士・黒嘉嘉七段(台湾)の写真を見る。  一昨年からは拠点を海外に移し、年間の3分の2以上をスイスのワールドサイクリングセンターで、世界のトップ選手たちと過ごす。 「自転車だけに集中できる環境なので、行くことを決めました。週2~3回ジムで筋力トレーニングして、週3~4回はコースを走ります。休みは毎週日曜と、平日にも1日」

五輪とレインボージャージが夢。

 指導を受けるイギリス人コーチのリアム・フィリップスからは昨年、こんな言葉をかけられたという。 「五輪の代表選考に関わるレースの前で不安になっていた時、散歩に誘われて、『サエには実力がある。自転車に乗るスキルはトップレベルにあるから、それを信じれば大丈夫』と言われて。勇気づけられました」  その言葉を受けて、昨年9月のW杯で日本人初となる決勝進出。今年2月に五輪代表に内定した。  現在、スイスの施設はコロナの影響で閉鎖され、日本で練習を続ける。 「五輪に出ることと、レインボージャージを着る(世界選手権で優勝する)ことがずっと夢。あと1、2年後ぐらいには達成したいです(笑)」 畠山紗英Sae Hatakeyama 1999年6月7日、神奈川県生まれ。日本体育大学3年に在学中。兄の影響でBMXを始め、'09、'11、'12年の年齢別世界選手権で優勝。昨年9月のW杯で日本人初の決勝進出。今年2月に五輪代表内定。162cm。

(「GO FOR TOKYO 2020」Number編集部 = 文)

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