わが家が「フラット35」を選んだ3つの理由 やや背伸びしても、全期間固定金利で「安全策」
現在マイホーム建築中ですが、数か月前には住宅ローンを何にするか、非常に悩みました。 先に結論を書くと、選んだのはフラット35Sです。 何人かのファイナンシャルプランナーさんに相談するなかで、変動金利、固定金利それぞれのメリット、デメリットをわが家に当てはめながら考えて選びました。 わが家の住宅ローンを選ぶ過程で知ったフラット35の特徴をまとめながら、なぜフラット35にしたのかを紹介します。
フラット35とは
フラット35とはどんな住宅ローンなのでしょうか。 フラット35とは、銀行ではなく住宅金融支援機構が扱う、全期間固定金利の住宅ローンです。 フラット35の特徴やメリット、デメリットをあげます。 ■特徴 ・ 全期間固定金利 ・ 銀行ではなく住宅金融支援機構が扱うローンのため、審査に特徴があり、転職直後、あるいは自営業・個人事業の人も審査に通りやすいとされる ・ 一般的な銀行の住宅ローンと違い、融資の実行タイミングが引き渡し時点となる。土地の購入、あるいは建築開始は取扱銀行のつなぎ融資を借りる必要がある ・ 銀行の住宅ローンと異なり保証料は不要、代わりに事務手数料が借入金額の1.1%~2.2%掛かる ・ 総費用の9割以下の借入か否かで金利が変わる(いわゆる頭金を1割以上入れらるかどうか) ・ 省エネ性能や耐震性に優れた住宅の場合、金利が下がるフラット35Sもある ・ 返済中、対象の物件を賃貸に出すことも可能 ・ 団信の加入は任意 ■メリット ・ 借入期間中、基本的にはずっと同じ金額を返済するので家計のライフプランが立てやすい ・ 保証料が掛からない ・ 繰上げ返済の手数料は無料 ■デメリット ・ 同じタイミングの変動金利より金利が高い ・ 事務手数料が掛かる ・ つなぎ融資が必要になる ・ 必要な書類が銀行の住宅ローンより多いと言われる 次に、わが家がフラット35を選んだ理由についてお話します。