【漫画】銃弾の飛び方、思ったのと違った!?フィクションと現実の差に「なるほど!」
「イケてる描写ならOK」の考え方もアリ
銃について詳しい人にとっては当たり前のような知識でも、あまり銃に関心がない人はさっぱり知らないことがあります。マンガやドラマで目にした銃の取り扱いが、“普通”なのだと勘違いしてしまうことも少なくありません。 【マンガ】あなたが思い描く銃は現実どおり? 本編を読む そこに注目した漫画家のタカキツヨシさん(@takatsuyo320)は、『銃とかに全く興味ない人にありがちな思い違い三選』を発表し、銃の描写に関して間違って覚えられていそうな代表例を紹介しました。知識の量は人それぞれであるため、読者の反応も「常識だと思ってた」というものから「全然知らなかった」というものまで千差万別です。 作者のタカキツヨシさんに、お話を聞きました。 ーータカキツヨシさんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。 月並みですが出版社へ投稿や持ち込みを何度かして、賞に出した何作目かがそのまま雑誌デビューになりました。 ーー今回の投稿は、実際に自分で創作活動をしている人たちにとっても興味深い内容だったようですが、もともと絵を描いている人に向けて公開されたものだったのでしょうか? もともとは、以前何かで薬莢(やっきょう)ごと飛んでる弾丸の絵を見て「意外とこういう勘違いってあるのかもなー」と思ったものを、何となく絵にしてみただけでしたね。ただ、せっかく絵にするなら少しでも何かの足しになればなと思い、もうふたつ足して3選にしました。 ーーご自身がマンガを読むときなどにも、漫画家としては、ストーリーや画風とともに、やはり絵のディテールに注目しがちですか? そうですね。どちらかというと細かいディテールは見てしまうほうかもしれないです。そういう細部にもこだわっている作品はやっぱり説得力がありますし、作者さんの情熱みたいなものも感じられて好きです。ただ、必ずしも正確である必要もなく、たとえ現実的ではなくともイケてる描写ならそれで良いと思います。現実ではあり得ないものが見られるからこそ、マンガは面白いわけですし。