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株価急上昇中のAmazon、CEOジェフ・ベゾスはもうすぐ「トリリオネア」(資産1兆ドル)か

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ハーパーズ バザー・オンライン

Amazon.comの最高経営責任者(CEO)、ジェフ・ベゾスの名前が突然、ツイッターのトレンドワードに浮上した。史上初の「トリリオネア(資産1兆ドル以上)」になる可能性が出てきたというのだ。 だが実際には、ベゾスはまだその“肩書き”の獲得が間近という状態にあるわけではない。アメリカの経済誌『フォーブス』が毎日更新する「リアルタイム・ビリオネアズ・リスト」でも、ベゾスの資産は(日本時間5月19日時点で)1463億ドル(約15兆7100億円)となっている。 新型コロナウイルスの感染が拡大し始めて以降、アマゾンの株価は急上昇している。だが、ベゾスによれば現在、同社は「かつてなく困難な状況に直面している」とのこと。その理由のひとつは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連したコストが急増していることだという。 また、ベゾスの資産は昨年4月に一度大きく減少した。それは、長年連れ添った妻マッケンジーとの離婚が原因。財産分与が「世界で最も裕福な男性」の資産状況にどのような影響を与えるかに対し、大きな注目が集まった。 ベゾスは結局、夫妻が共同所有していた自社株のうち、アマゾン株の75%と、ワシントン・ポスト紙と航空宇宙企業ブルーオリジン株のすべてを引き取ることに。マッケンジーはアマゾンの発行済み株式の4%のみを持つことになった。ただそれでもマッケンジーは、これにより世界で4番目に裕福な女性になったとみられている。

男性のランキングでベゾスに次いで2位につけているのは、マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ。フォーブスの推計では、資産はおよそ1065億ドル(同日時点、約11兆4360億円)となっている。 ゲイツは過去25年間のほとんどの時期において、フォーブスのこのランキングで首位を保ってきた。ベゾスがランキングに名前を並べるようになったのは、アマゾンが上場した翌年の1998年以降。当時のアマゾンの時価総額は約16億ドル(約1710億円)で、現在のベゾス個人の資産のごくわずかな金額にとどまっていた。 ゲイツは2010年8月、アメリカの持株会社バークシャーハサウェイのCEOで著名投資家のウォーレン・バフェットとともに、慈善活動「ギビング・プレッジ」を開始。世界中のビリオネア(資産10億ドル以上)に対し、資産の50%以上を寄付することを約束しようと呼びかけている。ゲイツは(妻のメリンダとともに)、2018年末までに360億ドル(約3兆8650億円)以上を寄付している。 ベゾスは今のところ、この活動には参加せず、別の形で慈善活動を行っている。2018年9月には「ベゾス・デイ・ワン・ファンド(Bezos Day One Fund)」の設立を発表。インスタグラムで、ホームレスや低所得世帯の子供の教育に対する支援に20億ドルを拠出する考えを明らかにした。 ツイッターで名前が突然トレンド入りしたのは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響により、株価が上昇したことが背景にあるとされているようだ。同じ理由で経済的、精神的に打撃を受けている人が多い今、ベゾスをはじめ世界の富豪たちには、さらに慈善活動に力を入れてほしいと願う!

From TOWN&COUNTRY

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