「エレガントな貴婦人」「ステキすぎる」母娘のツーショットのタイムスリップ感がすごい
もしかして、クラシカルな装いは年齢を経てからのほうが似合うのかも。
現在64歳のお母さんが、娘とともにあるお洋服を着て、群馬県の観光施設「ロックハート城」で撮影した写真に注目が集まっています。Twitterで6万以上の「いいね」を集め「物語の中から出てきたようだ!」「親子でめちゃくちゃ似合ってますね」などの声が寄せられる姿とは。【BuzzFeed Japan/久松 怜央奈】
まさに西洋画の中から出てきた貴婦人たちのようです。ロックハート城に映える姿ですね。
座った姿も美しいです。
アニメ「小公女セーラ」のミンチン先生や、ヘレン・ケラーの伝記絵本に出てくるサリヴァン先生を思わせるような後ろ姿です。
鏡越しのお写真も。気品が漂っています。
BuzzFeedは「ロリータファッションモデル」で娘のくる実さんに話を聞きました。どうしてお母さんと2人でドレスを着ることにしたのでしょうか。
もともと小学校の教師でインゲボルグやピンクハウスといった可愛いお洋服が好きだったというお母さんのアンさん。 定年退職後は週に5日間ジムに通い、俳句を詠んでSNSに投稿しています。 以前から「いまのお母さんでも着れそうなオススメの可愛い服ない?」と聞かれていたことがきっかけで、今回の2ショット撮影が実現しました。 「着用しているヴィクトリアンメイデンのお洋服はクラシカルで大人っぽいデザインの物が多いので、きっと気に入ってもらえると思いました。また、一緒に着て出掛けられたら楽しいだろうなと前から思っていました」 この機会にお母さんがメイデンのお洋服にハマってくれたら!という期待もあったそう。 くる実さんが同ブランドを着るようになった経緯は5年前にさかのぼります。 「新宿のマルイアネックスでトルソーに着せられていた赤いセーラードレスに一目惚れしました。何て可愛いお洋服なんだろう!と衝撃を受けたのです」
当日は「この姿が着こなしの最適解なんじゃないか?」と感じたんだとか。
「めちゃくちゃに似合うなと思いました。母に似合いそうなコーディネートをずっと頭の中で考えていたのですが、想像以上に似合っていて、びっくりしました」 さて、お母さんの反応はというと。 「お~!ミンチン先生だ!と言いながら目を輝かせていました。ヘアセットもやってあげたのですが、可愛い!綺麗!と言って喜んでいました」 くる実さんは、ツイートを通してお洋服の可愛さを伝えたいと考えています。 「『今まで年齢でこういう服を着るのを諦めていたけど、また着てみようかなと思った』というリプライや引用リツイートを見て、とても嬉しく思いました」 ファッションが誰かのモチベーションや希望につながれば…。くる実さんはそう願っています。 「私にとってもメイデンのお洋服は、何気ない日常を特別な一日に変えてくれる魔法のドレスです。メイデンのお洋服を着た人で街が溢れ返ってくれたら最高です!」