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エココンシャスなコインランドリーを営む姉妹が伝えたいこと

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ハーパーズ バザー・オンライン

地球温暖化による災害や海洋汚染などの環境問題がいよいよ深刻化し、ファッションやコスメ業界もついに「サステナブル」や「エコフレンドリー」といったキーワードを重要視し、地球環境のことを考えた積極的なアプローチを取り入れるようになってきている。 【写真】サステナブルな取り組みを行うブランド10選 ~アップカミングブランド編~ そんななか、ニューヨークにエココンシャスなコインランドリーを営む、ある姉妹がいる。ドイツ出身のテレサ・ウィリアムズ(Theresa Williams)とコリーナ・ウィリアムズ(Corinna Williams)は、2017年に“モダン・サステナブル・ラグジュアリー”をテーマにした、今までになかったようなコインランドリー「CELSIOUS(セルシアス)」をニューヨーク・ブルックリンにオープンさせた。 今までのキャリアで培ったそれぞれのファッションとデザインの専門知識、そして環境に対する関心が、二人でコインランドリーを始めるきっかけとなった。特にコリーナは、「ファッションに囲まれて働くなかで、自身が取り組めるような魅力的な環境への配慮方法が見つけられなかった」と『goop』に語っている。 では、ウィリアムズ姉妹が始めたコインランドリーはどうエココンシャスなのだろう?

ノンケミカルな洗剤

まず「CELSIOUS」では、重曹・炭酸ソーダ・オーガニックでヴィーガンの石けんのみで作れられたノンケミカルな洗剤を提供している。いわゆる合成洗剤は合成界面活性剤を主成分としていて、下水処理の段階で分解、除去ができないうえに毒性が強く、海や川など水質汚染の原因となってしまうのだ。 また、洗濯洗剤や柔軟剤に含まれる香料が原因で、化学物質過敏症などの健康被害を引き起こしてしまう人もいる。「CELSIOUS」では無香料のものとオーガニックなラベンダーのエッセンシャルオイルで香りづけした洗剤を用意している。

消費エネルギーを最低限に

さらにウィリアムズ姉妹はもっともエネルギー効率の良いエレクトロラックス(Electrolux)の洗濯機と乾燥機を採用。そして水の温度も、エネルギーを余分に消費してしまう温かい水よりも十分汚れの落ちる温度の低い水を使うようにしている。 彼女たちの専門知識から、どのような繊維にはどの洗濯方法が適しているか相談することも可能。2階には、オーガニックコーヒーなどを販売するカフェも併設し、待ち時間も快適に過ごせる。 ファッション業界で経験を培った彼女たちにとって、もっとモダンでスタイリッシュに、そしてもっと環境に配慮した場所になるべきだと思ったのがコインランドリーだったのだろう。エコ意識の高いニューヨーカーにとっては、いまもっともホットなスポットとなっているに違いない。 CELSIOUS 115 North 7th Street, Brooklyn, NY 11249  http://celsious.com/

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