【鷹インタビュー】先輩に「マスオさん」と呼ばれる4年目増田 初のA組で松田に掛けられた言葉は
プロ4年目で初めてキャンプをA組(1軍)でスタートした増田珠内野手(21)が1軍生き残りへの決意を明かした。松田が君臨する三塁の次世代レギュラー候補の一人と注目されていたが、キャンプでは二塁にも挑戦中。2019年11月に受けた右手首手術からの完全復活、プロ初安打、1軍定着を目指す注目の若手をTNCテレビ西日本「ももスポ」がオンラインインタビューで直撃した。 * * * ーここまでのキャンプを振り返って とても疲れています。練習メニューだったり緊張感で心身ともに疲れています。 ーB組とA組の違いは 一つ一つのメニューに対する先輩方の意気込みだったりとか雰囲気がすごくて、気が引き締まるので疲れます。 ーどの選手も声が出ている フィールドにいる選手は特に感じていると思います。 ー1軍デビューした19年オフに右手首を手術した。どんな心境だった 復帰したときに少しでもパワーアップできるように、と。あの時期があるから今があります。 ーキャンプA組が決まったときは ホントにまさかという思いでびっくりした。A組でアピールしていきたいと。 ー今キャンプで取り組んでいることは 守備安定とスイングスピードが課題だと思っています。 ー特守でも元気に声を出している サードが基本だったんですが、いまはセカンドにも注目してもらっています。セカンドを本多(内野守備走塁)コーチに教えてもらって。まずは前に出ることを目標にしています。 ー三塁と二塁では動きが違う。難しさは 全然違うんですけど、やるしかないので。 ーA組で刺激を受けている選手は 松田さんです。元気だし、声ももちろんすごい。守備でも安定していて、ほとんどエラーしない。送球も安定している。そういうところを目標にしていきたい。シートノックで「どこにいるんだ?」と言われるので、(周囲が)声を出していないときに一声かけていけるような選手になりたい。 ー周りの先輩には何と呼ばれている? マスオさん、です。僕が入団会見のときに「熱男じゃなくて増男(マスオ)です」と言ったから。常にそういう感じで言われています。 ー「熱男」の松田選手の公認? どうなんですかね? (1軍で)一緒にプレーできるように頑張りたい。 ー首脳陣の期待も感じるのでは 小久保ヘッドがつきっきりで打撃を指導してくださったり。特打のときもずっと練習を見てくださった。その期待に応えたい一心でやっています。 ー今シーズンの目標は まずは2月に食らいついていきたい。ヒットを打てていないので打てるように。1年間、けがをしないことが目標です。 (TNC「ももスポ」16日オンエアより)
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