「彼は治外法権」「無双です」…テレビマンを唸らせる梅沢富美男の”不倫スキャンダル防衛術”
不倫の「治外法権」
「KAT-TUN」中丸雄一(41)に国民民主党の代表・玉木雄一郎(55)と、今年も何かとワイドショーを騒がせた不倫疑惑報道。 【画像】だ、大パニックだ…! マイケル・ジャクソン初来日でフィーバーする日本人たち 鈴木紗理奈(47)は既婚者であることを知らずに実業家の男性と不倫関係にあったという“女性側が被害者”のケースでしたが、生放送の番組内で謝罪をするハメになるほど、世間は“不倫”や“浮気”という2文字に対し厳しい目を向けており、有名人からすると“一発アウト”の危険をはらむ不祥事となっています。 ところがーーテレビ界にはそんな“不倫・浮気のスキャンダルのリスクとは無縁”とされる人物がいます。その名は、梅沢富美男(74)。 芸能界のご意見番としてテレビで見ない日がない売れっ子俳優で、近年では好感度も上がって、多くのCMに出演しています。そんな梅沢氏が不倫でもしようものなら、大きな影響があると考えるのが一般的ですが……梅沢氏の出演番組に携わっていたある放送作家は、「梅沢さんはもはや不倫をしても問題にならない“治外法権”状態にある」と話します。 梅沢氏と番組をしていたあるテレビプロデューサーは私にこう言いました。 「あの人は自分の不倫や浮気話を“美味しい自虐エピソード”として隠すことなく番組で話しちゃうんですよ。しかも大御所にありがちな武勇伝ではなく、“なんだかカッコ悪!”と笑える話し方をする。悪いことをしているように聞こえないんです。もちろん、根底にあるのは奥さんとの信頼関係。妻の池田明子さんは過去に雑誌インタビューで『80回浮気されても、いいところに目を向ければ信頼できる』と明かすなど、良い関係性を築けているからこそ、あれだけあっけらかんと浮気話をすることができるのでしょう」 女性と浮名を流すも最後はオチがある。この絶妙なトーク術が梅沢氏の不倫を「悪」に感じさせないのだとか。 ◆すべらない話に昇華 なかでも、「沖縄不倫旅行」と「マイケル・ジャクソン」ネタが梅沢氏の2大鉄板ネタなのだといいます。前出の放送作家はこう続けました。 「カノジョと沖縄に旅行に出かけるも、大型台風が接近していて東京に戻れなくなる可能性があると知った梅沢さん。これはマズいと那覇空港のチケットカウンターで必死にチケットの日付変更の交渉をするも、その姿がニュース番組の台風中継に映ってしまい、奥さんにバレてしまった……という強力な逸話が『沖縄不倫旅行』です。 『マイケル・ジャクソン』は鉄板中の鉄板。初来日したマイケル・ジャクソンが横浜スタジアムでライブを行った際、梅沢さんはカノジョと観に行ったのですが、実は奥さんと妹さんも観に来ており、会場でバッタリ遭遇! 妹さんに『バーカ!』と言われました。このネタ、いつどこで話してもウケますね」(前出の放送作家) 自らの不倫や浮気の実体験を笑いに昇華させ「すべらない話」として認知させた梅沢氏。現在も女性を口説くことはあるそうですが、「それも間違いなく美味しい“ネタ”になる」とテレビマンを唸らせる防衛術の持ち主なのです。 「司会やコメンテーターが不倫や浮気をすると、番組を再編集しなければならなくなったり、最悪打ち切りになる可能性もあります。しかし、梅沢さんにはそのリスクがない。制作としては本当に安心。そりゃ引っ張りだこなわけですよ!」(前出の放送作家) 最近では「さらば青春の光」の東ブクロ(39)が数々の女性スキャンダルを笑い話に昇華することに成功し、出番を増やしています。“梅沢式”を体現していると言えるでしょう。色恋で身を滅ぼさないため、今後“梅沢式”を多用する芸能人は増えるかもしれません。
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