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「3位はBクラスと一緒」で楽天・三木肇監督も退任? 石井一久GMの“恐怖政治”

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文春オンライン

 9月18日、首位ソフトバンクに負けて自力優勝が消滅し、2位ロッテにも6.5ゲーム差をつけられた楽天。お膝元・仙台の杜から「三木(肇)監督はクビでしょ! そうしないと筋が通らない」という怒りの声が聞こえてきた。 【写真】この記事の写真を見る  いったい何故か。 「去年、就任1年目ながらチームを3位に引き上げた平石洋介監督を、石井一久GMは『3位はBクラスと一緒』と言ってクビにしましたからね。平石は球団史上初の生え抜き監督で人気が高かったのに理不尽な仕打ちでした」(ベテラン記者)  その後任はGMのヤクルト時代の“お友達”三木監督。ファンは「GMがやりやすいようにしただけだ」とブーイングだったという。  おまけに選手会長も務めた“楽天の顔”嶋基宏を、事実上の戦力外扱いにして放出する“事件”も起きた。そこにはこんな背景が。 「楽天では現場の采配に三木谷浩史オーナーの“天の声”が影響するのは有名だが、嶋が『あまり野球のことに口を出さないで欲しい』と話していたのがオーナーの耳に入り、寵愛を失ったとか。ナインは、嶋ほどの選手のプライドすら考慮してくれないんだと、暗い気持ちになっていた」(同前)  不穏な空気の中で今季は開幕したが、序盤は好調だったため、「ファンも『まあ、いいんじゃない』という感じで不満は表面化しませんでした」(同前)

当然のことを言っただけなのに……石井GMの“恐怖政治”

 ところが、ウィーラー、高梨雄平が立て続けに巨人にトレードされた7月中旬頃から潮目が変わり始める。ウィーラーの放出は推定2億円という年俸がネックだったからだが、高梨は……。 「昨オフの契約更改のサインが日本人選手では最後で、“カネにうるさい”というレッテルを貼られたのです。ただ、左打者用のワンポイント起用などで投球イニング数が稼げないため、もう少し評価してほしいと、当然のことを言っただけ。石井GM体制は『物言えば唇寒し』の“恐怖政治”なのです」(スポーツ紙デスク)  巨人に行った2人が主力として活躍する一方、GM肝入りの助っ人・ブラッシュは2軍落ちし、中継ぎ陣も崩壊。優勝も厳しくなった今、GMに対するそもそもの不満が噴き出している。 「GMは『平石は足を使った野球ができなかった』と説明していたが、三木になってもバントの失敗が多く、足は使えていない。日替わりオーダーも攻撃がチグハグになり、打つ手が裏目裏目です。カネを使い、FA補強もして『Bクラスと一緒』の3位以下なら当然、監督は替えなきゃおかしいし、何よりGM自身の責任が一番重いはず」(同前) “宇宙人”石井GMは現場との意思疎通を改善できるか、ここからが正念場だ。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月1日号

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