吹きあがる蒸気と熱気を近くで見られると人気の雲仙市の観光地 雲仙地獄に隣接する元・駐車場を、新たな見どころとして整備しようという取り組みが行われています。 雲仙市の温泉街にある観光名所 雲仙地獄の北側にあった駐車場では、2019年アスファルトの一部が陥没し、地下は大部分が空洞となっています。 これは雲仙地獄の活動エリアが広がったためとみられ、2019年10月に駐車場は閉鎖されています。 環境省はこの場所を新たな雲仙地獄の見所として整備しようと、12月23日にアスファルトの撤去作業を行いました。 環境省 九州地方環境事務所 雲仙自然保護官事務所 上席自然保護官 「地獄をありのままの状態で間近で見ていただけるようなそういう発表や展示の仕方ができればと思っている」 環境省は2020年度中に設計を完了させ、2021年度中の着工を目指す考えです。