【シンザン記念】夕刊フジ・調教チェッカーズ
1番手はククナ。 今週の坂路追いはかなり余裕を残した手応えだっただけに、計時されたラスト1F11秒6にはビックリ。四肢の運びのバランスが抜群で、かなり体幹が強いのか、上体にまるでブレがないことが強烈フィニッシュの源になっているのだろう。気負いもまるでなく、注目の3歳初戦だ。 バスラットレオンは気合をつけられるとスッと重心を下げて、上々の推進力を披露。コンスタントに使われているが活気も十分に感じられ、好仕上がり。 ピクシーナイトは恵まれた馬体を生かし、実にパワフルなフットワーク。頭の高さも気になるほどではなく、こちらも好調キープは確実だ。毛ヅヤの良さもこの時季では特筆ものだろう。(夕刊フジ)