長風呂も注意...⁈ 「突然かゆい」「なかなか治らない」etc...冬に増加する「肌トラブル」への解決策を英医師が解説
気候の変化が健康に影響を与えるのは周知の事実。特に「肌」に関しても、それは大きく当てはまる。 【写真】最悪な1位はまさかの....。肌に良くない「ドリンク」ワースト7 気温が急激に下がると、肌トラブルが増加する傾向にあり、すでに皮膚炎(湿疹)や乾癬などの症状がある人はなおさらだ。 そこで、皮膚科医のバヴ・シャーギル医師(British Skin Foundation役員)が、この冬、少しでも肌をいい状態でキープできるように、日々の生活で意識したいコツをシェアしてくれた。
①やっぱり「保湿」は基本のキ 冬に現れる肌トラブルに対処する、もっとも簡単でベストな方法は、何度も保湿剤やリップクリームをつけること。そうすれば、肌から失われた潤いをすぐさま補給することができる。保湿剤は、どんな肌タイプにとってもメリットがあるため、日頃何も使っていないという人は、今日からさっそく使ってほしい。 ②暖房器具の温度 寒い日は室内で過ごしたい!そう思うのは誰しも自然なことだが、室内における暖房器具の使用も、肌への影響は大きい。室内を温める乾燥した空気が、私たちの肌も乾燥させてしまうからだ。だからこそ、温度調節を大切にしよう。こたつや、ストーブ、電気毛布、ヒーターなどの温度をマックスの高温に設定することは、おすすめしない。 ③肌への摩擦&刺激を減らす 外出時は、マフラーやハット、グローブなどを使って、しっかりと暖かい服装をしよう。そして雨で服が濡れたら、必ずできるだけ早く乾いた服に着替え、濡れた服が肌に長時間触れたままにしないように。刺激や摩擦を起こすと、肌トラブルに繋がりやすいため注意。 ④長風呂はNG...? お風呂に長い時間入っていたい気持ちもよくわかる。でも、肌トラブルに悩んでいる場合はその気持ちを少し抑えることが重要かもしれない。長時間お湯に浸かっていると、肌に必要な自然の油分を奪ってしまうことに繋がるからだ。長時間の長風呂は避けて、お湯の温度も高温になりすぎぬよう注意しよう。 ⑤洗う時もふくときも、ゴシゴシは厳禁 かゆい所や、気になる箇所があると、どうしても「ちゃんと洗えてないのかも?」と思い念入りに洗ってしまいがち。しっかり洗うというよりは、丁寧に洗うことを心がけて。そして、お風呂やシャワーから出たら即、まだ肌が湿っている状態のうちに保湿剤を塗ろう。タオルでゴシゴシふいてしまうと、それも肌にダメージを与える原因となる。こすらずに、叩く感じで乾かして。
From Harper's BAZAAR UK