【RISE】小林愛理奈、王者テッサと“一触即発”睨み合い!「私にとって過去最強の相手」=前日計量
12月15日(日)東京・後楽園ホールに開催される格闘技イベント『RISE 184』の前日計量が14日に行われた。[RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R]で対戦する、挑戦者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)は50.15kg、王者のテッサ・デ・コム(オランダ)は51.70kgで共に計量をパスした。 【フォト】小林がマッスルな腕アピール、テッサは割れた腹筋 小林は女子離れしたパワーを武器とするフルコンタクト空手出身の実力者で、戦績13勝(4KO)3敗1分の現RISE QUEENミニフライ級王者。前戦の『RISE 182』ではミニフライ級からフライ級に階級を上げ、ビョン・ボギョンと対戦。強烈なパンチのラッシュを繰り出し判定3-0で勝利を収めた。 対するテッサは第2代RISE QUEENフライ級王者でEnfusion フライ級王者。23年5月に当時の王者・小林愛三と対戦し、判定3-0で勝利。王座獲得を果たした。前戦となる23年12月の『RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』では1階級上のバンタム級王者・聖愛と対戦。ノンタイトル戦ではあったものの判定3-0で敗北した。 リミット体重からアンダー1.85kgのナチュラルウェイトで登場の小林はムキムキボディで万全をアピール。対するテッサも絞った肉体、割れた腹筋が印象的だ。フェイスオフでは小林がグイッと近づき、一触即発の睨み合い!テッサも視線を外さず、互いに臨戦態勢だ。 身長差11cmの両者。小林はこれについて「実際に並んでみて身長差は感じなかったが、肩周りが凄いとの印象があって、肉体も絞っているので、当日はもっとデカイやろうし、私にとって過去最強の相手」と言いながらも「私もテッサ選手にとって過去最強の相手になるんじゃないかなと思う」と強い自信を見せた。 さらに、先日の対戦決定の会見で、倒せる距離感が課題と話していたが、それはクリアできたといい、試合のイメージは「5R戦う気はあるが、求められているのはそこじゃないと思うので、倒す気満々ですが、そこは出しすぎずに。スピードがあるので目が慣れないうちに1Rか2Rに行こうと思っています」と、早期決着へ意気込んだ。 対するテッサは1年ぶりの登場だが、前戦から進化した姿を見せると意気込み。初防衛戦も勝つ自信しかなくプレッシャーはないという。 しかし、先程の小林の早期決着するイメージを耳にすると、表情が一変「私は今まで誰からもKOされた事がない。もしそれを望むのであれば、頑張って。私は5R戦う準備をしてきた。1Rでも2Rでも決着をつけるのであれば、その準備もね。予想はしないが、戦う準備をしてきたとだけ言っておくわ」と力強く語った。 果たして、小林の同時2階級制覇なるか、それともテッサの防衛成功なるか。