ソフトバンクの「LINEMO」で注意すべきところは? 端末やSIMの扱いは?
ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO(ラインモ)」が3月17日にサービス開始する。2020年12月に「SoftBank on LINE」をコンセプトにする新ブランドとして発表しており、サービス名を含む詳細が明らかになった。月額2480円(税別、以下同)で20GBまでのデータ通信を利用でき、LINEのサービスはデータ容量を消費せずに利用できる。ここでは、LINEMOの注意事項や気になる点を中心にまとめる。 LINEMOの特徴まとめ
オンライン専用、店舗では契約できない
LINEMOはオンライン専用ブランドのため、ソフトバンクやY!mobileの店舗で契約することはできない。ただし店頭でLINEMOについて説明することはあるそうだ。 「お店に問い合わせいただくことが多いので簡単な案内はするが、オンラインのメリットとデメリットを簡単に説明して、サポートが必要な人にはY!mobileとソフトバンクをご案内することはある」(ソフトバンク常務執行役員 寺尾洋幸氏) LINEMOならではの特徴として、LINEから契約の申し込みができる。eSIMを契約する場合、本人確認はeKYCで行い、LINEアプリ上から本人の顔や身分証の写真を撮影する。eKYCとeSIMなら、物理SIMの到着を待つ必要がなく即日開通できる。寺尾氏によると、「早ければ1時間以内に使えるようになる」という。 誰もが簡単にLINE上で契約できるよう、操作性は日々、磨きをかけていく。ここはLINEで培ったUI(ユーザーインタフェース)や、オンライン契約が増えているというY!mobileでノウハウも生かし、「ユーザーにとって、最もフレンドリーな顧客体験を提供していく」と寺尾氏は意気込む。 サポートもLINEで受けられる一方で、そのLINEを使用するスマートフォンが故障したり、紛失したりしたら、サポート自体を受けられなくなる。端末紛失時のサポートについては「詳細を議論しているところ」(寺尾氏)とのこと。