J1柏、5試合連続の後半追加タイム失点 勝てば残留決定も持ち越し DF関根「次戦で結果出す」
明治安田J1第37節第1日(30日、柏1-1神戸、三協F柏)9試合が行われ、2連覇に王手をかけていた首位の神戸はアウェーで柏と1―1で引き分け、勝ち点を69とした。元日本代表MF武藤嘉紀(32)が最終盤に劇的な同点弾。優勝決定は12月8日の最終節に持ち越したが、首位のまま迎えることが決まった。優勝の可能性は神戸と広島、町田に絞られており、町田は京都に1―0で勝って同66に。同65の広島は12月1日に札幌と対戦する。札幌は来季J2降格が決まった。 柏は5試合連続の後半追加タイムでの失点に、選手たちは茫然(ぼうぜん)自失となった。勝てばJ1残留が決まるホーム最終戦。前半5分、CKをFW木下がヘディングで決めて幸先よく先制したが、その後は追加点を奪えず。逆に試合終了間際に同点ゴールを許し、残留決定は最終節へ持ち越しとなった。日本代表DF関根は「(追加点を)取れるチャンスはあった。悔しいけど、次戦のアウェーで結果を出す」と前を向き直した。