中国軍、米軍参加のブラジル演習に初めて参加へ 共同訓練はなし
[ブラジリア 10日 ロイター] - ブラジル海軍は10日、同国の年次軍事演習「フォルモサ作戦」に中国軍が初めて参加すると発表した。演習には米軍も参加する。 ただ、米国防総省報道官のピート・グエン少佐は演習で米中両軍が一緒に訓練することはないと述べた。 ブラジル海軍によると、中国は昨年の演習にはオブザーバーを派遣したが、今年は部隊を派遣する。米軍は昨年も参加した。 海軍は「フォルモサ作戦2024では初めて両友好国から部隊の一部が参加する」と述べた。部隊の規模については詳細を明らかにしなかった。 演習は11日から3日間の予定で実弾を使用する。ブラジル軍からは3000人の兵士が参加し、航空機、戦車、装甲車、水陸両用車、大砲、ミサイル、ロケット発射装置を使った訓練を行う。 アルゼンチン、フランス、イタリア、パキスタン、南アフリカを含む8カ国はオブザーバーとして参加する。