杉村太蔵

　杉村太蔵元衆院議員が、２９日のＴＢＳ局系情報バラエティー番組「サンデー・ジャポン」に出演。自民党の石破茂新総裁の誕生で、過去の発言に対し「石破さんが総理になると思っていなかった」と弁明。さらに「本当に心からお祝い申し上げたいと思います。おめでとうございます」と頭を下げた。この杉村の鮮やかな“手のひら返し”に、出演者たちもあきれていた。 　番組では、石破新総裁は、１０月１日に行われる臨時国会での内閣総理大臣に選出される予定だと報じられた。ここで、過去に杉村が「石破総理になったら、全財産を銀行に移す」との発言に注目。ＭＣから、経済対策で「不安がある？」と問われると、「このコメントは、まさか石破さんが総理になる（可能性がある）と思っていなかったから、このコメントになった」と説明した。 　杉村は「（総裁に）なった以上は、もう少し冷静に考えなければならない。投資家としては、一番怖いのって、この先どうなるのかわからない。不透明さが怖い」と弁明した。さらに、声を張って「本当に心からお祝い申し上げたいと思います。おめでとうございます」と祝辞を述べた。 　杉村はこれまで、石破氏について、他の番組などで「これだけ国民の人気があるなかで（推薦人の）２０人、『あなたを総理にしたい』って人が集まっていないってことは、これはよほどのことじゃないか」と持論を展開した経緯がある。こうした杉村の鮮やかな“手のひら返し”に、スタジオの出演者らは「わざとらしいな」と笑っていた。