ヤマハ、インフォマティカのMDMソリューションを導入--データ統合で顧客体験向上とイノベーションを促進
ヤマハは、顧客体験の向上とデータドリブン経営の実現を目指し、インフォマティカの「Master Data Management」(MDM)ソリューションを導入した。インフォマティカ・ジャパンが12月10日に発表した。 この導入により、ヤマハはデータプラットフォームを構築し、顧客視点のサービスを提供する環境を整えた。分散していたデータを一元管理し、業務部門に信頼性の高いデータを提供することで、迅速かつ正確な意思決定が可能となった。これにより、顧客体験のさらなる向上やイノベーションの創出が期待されている。 インフォマティカのMDMソリューションは、マルチクラウド環境に対応し、データの収集・統合、マスターデータ化の機能を備えている。また、データの閲覧権限や変更履歴の管理など、包括的なトラッキング機能も持っている。 ヤマハは、今回の導入に際し、インフォマティカのMDMソリューションがマルチクラウド環境に対応している点を高く評価した。また、同社の日本での豊富な実績や専門知識を持つエンジニアの能力も採用の決め手となった。インフォマティカは、技術提供だけでなく、合意形成支援や経営層への説明資料作成などの戦略的サポートも行った。 今後、ヤマハはMDMとデータカタログを活用し、迅速なデータ活用を進めていく予定だ。