サッカー=元日本代表MF稲本が現役引退、02年W杯で初勝利に貢献
[4日 ロイター] - サッカーの元日本代表で、日本人選手として初めてイングランド・プレミアリーグでプレーしたMF稲本潤一(45)が4日、今シーズン限りで現役を退くことを表明した。 稲本はインスタグラムに「自分が納得するまでサッカーを続けられて最高に幸せな現役生活だった。ここまでやれたのは所属クラブ、監督、コーチ、選手、フロントスタッフ、スポンサーの方々、そしていつも背中を押してくれたサポーター、今まで関わってきた人たちのおかげ。これから第二の人生になるが、自分らしく楽しみながらやっていきたい」と投稿した。 稲本は日韓開催となった2002年ワールドカップ(W杯)のロシア戦で決勝点を決め、日本史上初のW杯初勝利に貢献。代表では通算82試合に出場した。 クラブでは、JリーグのG大阪から移籍したプレミアリーグの強豪アーセナルでは苦しいシーズンを過ごしたが、02年にフラムでプレミアリーグデビュー。その後はウエストブロミッジ、カーディフ(ともにイングランド)、ガラタサライ(トルコ)、アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)などを渡り歩いた。 直近では、サッカー漫画「キャプテン翼」の作者である高橋陽一氏が代表を務める関東リーグ1部の南葛SCに所属していた。