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再起を果たしたカープ戦士<Vol.1>25年ぶりVを引き寄せた男と、中継ぎとして復活した守護神

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広島アスリートマガジン

 6年ぶりに開幕スタメンを勝ち取った堂林翔太の快進撃が止まらない。7月26日の時点で、規定打席以上の打率ランキングで堂々の1位(.389)をキープ。安打数もトップから1打差の42本をマークしている。 【写真】新井貴浩氏と同じ地元広島出身の長距離砲として期待されているのが、この選手。  堂林はプロ3年目の2012年に一軍デビューを果たし、14本塁打を放ってブレイクを果たした。しかし翌年以降は結果を残すことができず悔しいシーズンを送ってきた。そんな長きにわたり不遇の時を過ごした男が見せた今回の復活劇。ここでは堂林と同じくスランプや不運の故障によって苦境に立たされながら、見事に再起を遂げたカープ戦士たちを振り返っていく。 ◆2016年・新井貴浩 自由契約から古巣で再起、25年ぶりVでMVP受賞 【2014年成績】94試合/176打数/打率.244/43安打/3本塁打/31打点 ▼ 【2016年成績】132試合/454打数/打率.300/136安打/19本塁打/101打点  一度は涙と共にカープに別れを告げた男・新井貴浩が古巣に復帰したのが2014年オフ。前年に外国人との競争に敗れ成績を落とした末に阪神を自由契約となった男が再び復活を遂げるのかどうか、懐疑的な見方も決して少なくなかったが、新井は自らのバットと全力プレーで周囲の雑音をかき消していった。  復帰1年目の2015年は主力選手の不振もあり4位に終わったものの、翌2016年は新井自身が4番として奮起し打線を牽引。個人としても2000安打という節目の記録を達成しチームを盛り上げ、6年ぶりの100打点を達成する活躍でシーズンMVPを受賞した。  優勝決定試合となった9月10日の巨人戦(東京ドーム)で共に精神的支柱としてチームを支えた盟友・黒田博樹と見せた熱い抱擁は、今も名場面として語り継ぐカープファンも多い。

◆2013年・永川勝浩 元守護神がスタイルチェンジ、16年ぶりAクラスに貢献 【2012年成績】一軍登板なし ▼ 【2013年成績】29試合/3勝/1敗/0セーブ/13ホールド/防御率2.04  カープ通算最多セーブ記録(165)の保持者である永川勝浩も、一時は一軍登板0まで沈み込みながら、そこから復活劇を演じみせた。  2006年から2009年まで毎年25セーブ以上を記録し、低迷するチームの中で輝きを見せていた永川。しかし2010年に右内転筋を痛めたことで一軍から離脱。そこから背番号20の苦闘が始まった。  2011年はプロ入り以降初の0セーブでシーズンを終えると、2012年は一軍登板なし。追い込まれたかつての守護神だったが、華麗なスタイルチェンジを見せて復活を遂げる。  2013年はスライダーの割合を増やし、投球フォームも改良。16年ぶりのAクラスに向けて総力をかけて戦うチームにおいて終盤戦からセットアッパーとして抜群の安定感を見せて見事再起を遂げた。

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