【楽天】高卒2年目の武藤敦貴がプロ初安打「やっとスタートラインに立てた」
◆パ・リーグ 西武2―13楽天(6日・メットライフドーム) 楽天の高卒2年目・武藤敦貴外野手(19)がプロ初安打をマークした。 8回の代走から出場し、9回1死無走者。2ボールから井上の145キロ直球を中前へはじき返し、プロ7打席目で初の「H」ランプをともした。 ルーキーイヤーだった昨季は1軍出場がなかったが、今年は春季キャンプ1軍スタート。オープン戦などでもアピールに成功し、開幕1軍をつかみとった。この日は新たな一歩を刻み、「素直にうれしかったです。初安打のボールはやはり家族に渡そうかなと思っています。やっとスタートラインに立てた」と喜びを口にした。 石井監督も「守備ではすごく申し分ない働きをしてくれている。打つところではなかなか打席に立つことができない中で1軍の真っすぐのスピード、キレを体感してくれている。大きく育ってほしい」と期待を口にした。
報知新聞社