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岡山市の「中環状線」旭川架橋、今秋着工へ 「20年代の完成を目指す」

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山陽新聞デジタル

 岡山市は今秋、都市計画道路・下中野平井線(北区下中野―中区平井、3・2キロ)の整備で最後まで残っていた旭川の架橋に着工する。市中心部の渋滞解消を目指して整備が進められている「中環状線」に残る2カ所の未開通区間の一つ。完成すれば中環状線の開通率は現在の90%から96%へ、大きく前進する。

 下中野平井線のうち、西側の2・2キロ区間は2005年度に完成。09年度、旭川架橋を含む東側の旭川工区(北区十日市中町―中区平井、1キロ)の事業に着手した。片側2車線で計画しており、これまで地上部の工事を進めてきた。  橋は約0・6キロで、東側で県道岡山玉野線につながる。高低差が大きいことからループ道を建設して県道に接続する。工事は11月にもスタートする。

 ただ、現在も一部建設予定地の買収が終わっておらず、市は「20年代の完成を目指す」とする。  旭川工区が完成すれば、旭川に架かる他の桜橋や新京橋などの慢性的な渋滞の軽減につながると期待される。  中環状線全体では延長16・6キロ。市中心部の内環状線(6・6キロ、全線開通済み)、郊外を結ぶ外環状線(38・2キロ、開通率45%)とともに、中心市街地への車の流入を減らし、市内の渋滞を解消するための切り札として計画された。  下中野平井線を除くと、中環状線で開通していないのは、都市計画道路・米倉津島線の北端の0・6キロ区間(北区津島京町―同西崎本町)のみ。事業着手はこれからで、市道路計画課は「旭川工区の完成を急ぐとともに、未着手区間について早期に国の事業認可を受け、中環状線全体の完成につなげたい」としている。

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