第158回芥川賞に石井・若竹氏、直木賞に門井氏
第158回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が16日夜、発表され、芥川賞は、石井遊佳(ゆうか)氏(54)の「百年泥」と、若竹千佐子氏(63)の「おらおらでひとりいぐも」の2作が、直木賞には、門井慶喜(かどい・よしのぶ)氏(46)の「銀河鉄道の父」が選ばれた。 石井氏、若竹氏は初ノミネートで、門井氏は3回目のノミネートで受賞となった。
石井氏はインド・チェンナイ市在住。日本語教師をしており、2017年に「百年泥」で第49回新潮新人賞に輝いた。若竹氏は千葉県木更津市在住の主婦で、デビュー作「おらおらでひとりいぐも」で第54回文藝賞を受賞した。 門井氏は大阪府寝屋川市在住で、2003年「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞した。